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J-GLOBAL ID:201802280135319242   整理番号:18A1980841

公共空間としての川床創出の促進に関する研究 東京都江東区清澄白河での社会実験の経緯と実態

Study on the promotion of creating river terrace as public space Progress and actual situation of the pilot program in Kiyosumishirakawa, Koto Ward in Tokyo
著者 (2件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 488-494(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0606B  ISSN: 1348-284X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究は,公共空間としての川床の創出を促進するための知見を得ることを主眼として,研究対象としているかわてらすLの開設経緯と利用実態を,各関係者へのヒアリング調査,利用者への観察調査とアンケート調査により明らかにする。本研究により得られた結果は以下の4点である。第1に,かわてらすの複数の事例は,建築基準法上の扱いがそれぞれ異なり,かわてらすLは,河川法の手続きのみで扱う工作物とし,建築確認を不要とした。協議の際に自治体との調整に時間がかかったため,自治体と民間事業者と地区組織による協議組織が存在すべきといえる。第2に,かわてらすLの利用者数は,レストランによって増加しており,かわてらすLはレストラン利用者に限らず,多様な利用があり,公共空間として利用されている。第3に,レストランや川への眺望の良さは,かわてらすLが利用されるきっかけとなっており,水辺空間の利用を促進するといえる。第4には,利用者のかわてらすLに対する公共空間としての認識は,全体的に高い。以上のことから,かわてらすLは公共空間としての川床創出の一つの方法を示しているといえる。(著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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都市計画の調査分析,分析手法 
引用文献 (16件):
  • 1) 国土交通省水管理・国土保全局(2016年3月),「河川空間のオープン化活用事例集」,国土交通省水管理・国土保全局
  • 2) 赤沼大暉、萩野正和、志村秀明(2018年4月),「水辺公共空間の活用を促進するための運営に関する研究-東京都隅田川流域と湾岸地域における実態を対象として-」日本都市計画学会都市計画論文集Vol.53,No.1,p27-38
  • 3) LYURO東京清澄-THE SHARE HOTELS-【公式】https://www.thesharehotels.com/lyuro/, 2017年6月
  • 4) 藤本和男、嘉名光市、赤崎弘平(2008年10月),「公共空間を利用したオープンカフェの利用実態と住民意識に関する研究-広島市京橋川河岸のケーススタディ-」,日本都市計画学会都市計画論文集No.43-3,p619-624,公益社団法人日本都市計画学会
  • 5) 藤本和男、嘉名光市、赤崎弘平(2011年4月),「公共空間を利用した外部地先利用空間の利用実態と評価に関する研究-広島市京橋川のケーススタディ-」,日本都市計画学会都市計画論文集No.46-1,p63-68,公益社団法人日本都市計画学会
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