文献
J-GLOBAL ID:201802280151526078   整理番号:18A1050944

戦後の研削盤砥石軸受の開発史

著者 (1件):
資料名:
巻: 2017  ページ: ROMBUNNO.321  発行年: 2017年12月01日 
JST資料番号: L4208B  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
工作機械の中で,研削盤は,ラップ仕上や超仕上などの特別な加工を除き,一般には精密な機械加工の最終工程を担う。従ってその性能は,部品の寸法や真円度などの加工精度と品質(表面状態など)を規定し,最終的にはその部品によって組み立てられる製品の性能や品質を規定することになる。逆に言えば,高性能,高機能,高品質の製品を作るためには,高性能,高精度の研削盤が必要とされる。研削盤の技術の要は,砥石軸の回転精度であり,その精度は砥石軸受の性能に寄る。戦後の1950年代,大隈鐵工所は動圧軸受の非真円平軸受を開発した。一方,豊田工機は,1955年にジャンドロン社(仏)と技術提携し,ジャンドルン社の静圧軸受搭載の研削盤技術を導入した。ジャンドルン社の提携契約が切れた後は,高負荷に耐える静圧制御軸受を開発した。この両社の研削盤砥石軸受の開発の歴史について述べた。大隈鐵工所の長岡振吉は,マッケンゼン軸受を範として独自の大隈式非真円平軸受を開発し,鏡面研削ができる高精度・高性能の研削盤を世に出した。その技術は,現在のCNC研削盤にも継承され,回転精度0.01μmを誇る。豊田工機は,ジャンドルン社と技術提携することによって,同社の静圧軸受の技術を丸ごと習得し,それをベースに独自の静圧制御軸受を開発,その技術は研削盤だけでなくその特性から幅広い分野に応用されている。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
科学技術の標準化・規格  ,  研削 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る