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J-GLOBAL ID：201802280239955215   整理番号：18A0310086

田沢湖湖底に堆積する珪藻被殻の形態及び化学構造に関する検討

Investigation of the Morphology and Chemical Structure of the Diatoms Frustule Found in the Bottom Sediments in Tazawa-ko Lake

著者 (5件)： 布田潔 (秋田大 大学院理工学研究科) ,  高見夏基 (秋田大 大学院理工学研究科) ,  小笠原正剛 (秋田大 大学院理工学研究科) ,  成田修司 (秋田県健康環境セ) ,  成田修司 (秋田県 由利地域振興局)
資料名： 秋田大学大学院理工学研究科研究報告  (Scientific and Technical Reports of Graduate School of Engineering Science, Akita University)
号： 38  ページ： 1-6  発行年： 2017年10月31日 
JST資料番号： G0004B  ISSN： 2432-4108  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・田沢湖の中心部で平成15年と平成23年に採取したボーリングコアから得られた珪藻被殻の形態と化学構造を分析。
・平成15年に採取したコアでは,湖底の極表面に珪藻被殻の堆積があり,平成23年に採取したコアでは湖底より7cm深い場所に珪藻被殻の堆積を確認。
・被殻の形態は大部分が,いわゆるタイコ型珪藻(Cyclostephanos)。
・珪藻被殻の存在は,XRDでハローが観測されること,FT-IRでのSi-O伸縮振動の高波数側へのシフトが見られること,29SiNMRプロファイルの解析から,裏付け。
・平成23年に採取したコアの表面から7cmの間には珪藻被殻は見られず,このことは水質観測で平成15年以降にクロロフィルaがほぼ観測されなくなる変化に対応。

シソーラス用語： *湖沼堆積物 ,  試錐コア ,  温泉水 ,  走査電子顕微鏡 ,  X線回折 ,  FTIR分光法 ,  *クロロフィルa ,  *珪藻類 ,  秋田県
準シソーラス用語： 強酸性水 ,  *田沢湖

分類 (2件)： 新生代  (DE03040C) ,  湖沼汚濁  (SB02030Q)

タイトルに関連する用語 (7件)： 田沢湖 ,  湖底 ,  堆積 ,  珪藻 ,  被殻 ,  形態 ,  化学構造