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J-GLOBAL ID:201802280257056724   整理番号:18A0061541

新しい鉄系超伝導体の探索 -112 型(Ca,Ln)FeAs2 と1144 型AeAFe4As4 の発見と特徴-

Search for New Fe-based Superconductors -Discoveries and properties of 112-type (Ca,Ln)FeAs2 and 1144-type AeAFe4As4-
著者 (4件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 389-396(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: S0846A  ISSN: 0389-2441  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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鉄系超伝導体は,超伝導層(Fe2As2,FeSe2層など)とブロック層が交互に積層した構造を持ち,ブロック層を種々変えた鉄系超伝導体が研究されている。ここではこの手法を用いて発見した新しい鉄系超伝導体112型(Ca,Ln)FeAs2(Ln=La~Gd)と1144型AeAFe4As4(Ae=Ca,Sr,Ba,Eu,A=K,Rb,Cs)と,開発の経緯を報告した。(Ca,Ln)FeAs2の結晶構造は,逆蛍石型のFe2As2層,Ca(Ln)層とAs層が積層した構造から成る。As層の形式価数からAs間の共有結合により鎖状ネットワークの存在を示した。(Ca.La)FeAs2が最もTcが高く,Sbドープすると47KのTcが得られ,Jcは106A/cm2オーダーであり実用性が高い。1144型AeAFe4As4では,AeとAの層がFe2As2層を挟んで交互に積層している。Ae,Aの組み合わせによる結晶構造とTcの変化を示した。AeとAのイオン半径差が大きく,AeとAの母体結晶の格子定数が近い場合に1144型結晶が得られることを明らかにした。これらのTcは31~36Kである。AeとAが1:1の定比化合物であるので,試料合成プロセスによる組成ずれがなく,実用化し易い。
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分類 (2件):
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その他の超伝導体の物性  ,  その他の無機化合物の結晶構造 
引用文献 (46件):
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