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J-GLOBAL ID:201802280286864501   整理番号:18A0152041

破砕多孔質岩石中の固有背景異方性地震波減衰と位相速度の感度:数値研究【Powered by NICT】

Sensitivity of Seismic Attenuation and Phase Velocity to Intrinsic Background Anisotropy in Fractured Porous Rocks: A Numerical Study
著者 (4件):
資料名:
巻: 122  号: 10  ページ: 8181-8199  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2388A  ISSN: 2169-9313  CODEN: JGREA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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多くの研究者が,等方性多孔質バックグラウンド中に埋め込まれた流体で飽和した骨折の存在に関連した波動誘導流体流(WIFF)による地震波減衰と速度分散を解析した。大部分破砕層は,背景の固有弾性と水理学的異方性を示し,効果的な地震学的性質に及ぼす影響はほとんど調べられていない。本研究では,背景の潜在的固有弾性と水理的非等方性を説明するために,数値的グレードアップ手順を拡張した。これを行うために,異方性多孔質弾性媒質と関心の破壊形成の代表的なサンプルの背景を示し,有効異方性地震特性を計算するための一セット緩和の実験を適用した。包括的数値解析を,水力学的接続の骨折を含む試料に対しては,P波とS波の異方性挙動は,等方性背景で観察されたものとは著しく異なっていることを観察することができた。背景の剛性の異方性は,骨折と背景の間だけでなく連結亀裂間のWIFFのWIFFの基本的な役割を果たしている。逆に,背景透水性の異方性は,特性周波数,角度依存性および骨折と背景間のWIFFに関連した効果の大きさに影響する。さらに,水力学的及び弾性背景異方性との間の異なる相関は異なる程度効果的な地震波異方性をもたらす。著者らの結果は,WIFFに対する固有背景非等方性の影響を考慮した流体で飽和した破砕帯滞水層における地震波異方性測定の定量的解釈に重要であることを示した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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地震探査 

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