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J-GLOBAL ID:201802280408584475   整理番号:18A1183398

vector-likeクォーク模型に対する有効理論解析

Effective theory analysis for vector-like quark model
著者 (4件):
資料名:
巻: 2018  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2018年04月 
JST資料番号: U0548A  ISSN: 2050-3911  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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標準模型(SM)の最小拡張として,ダウンタイプSU(2)一重項vector-likeクォーク(VLQ)を持つモデルを調べた。このモデルでは,フレーバ変化中性カレント(FCNC)はツリーレベルで現れ,3×3Caibbbo-Kobayashi-Maskawa(CKM)行列のユニタリティは維持されない。本報では,b→s遷移,特にB<sub>s</sub>→μ<sup>+</sup>μ<sup>-</sup>過程および<span style=text-decoration:overline>B</span>→X<sub>s</sub>γ過程から,FCNC結合に制限を課した。これらの過程を解析するために,電弱対称性の破れのスケールより下で有効な有効ラグランジアンを導出した。この目的のために,最初にVLQ場を積分し,Wilson係数を1ループレベルまでマッチングさせることにより有効理論を導出した。この有効理論を用いて,b→sγ<sup>(*)</sup>に対する有効ラグランジアンを構築した。それはSMクォークの効果とCKMユニタリティの破れを含んでいる。ΔM<sub>A</sub>(A=B<sub>s</sub>),Br[B<sub>s</sub>→μ<sup>+</sup>μ<sup>-</sup>],Br[<span style=text-decoration:overline>B</span>→X<sub>s</sub>γ],およびCKM行列要素に関する現在の実験データと理論的な不確かさとを考慮に入れて,FCNC結合の大きさとその位相に対する制限を示した。Br[B<sub>s</sub>→μ<sup>+</sup>μ<sup>-</sup>]からの制限は,Br[<span style=text-decoration:overline>B</span>→X<sub>s</sub>γ]からの制限よりも厳しいことを見出した。また,VLQの質量およびb→s遷移のFCNC結合に関連したYukawa結合の強さに対する限界を得た。上記の制限を満たすCKMの元を用いて,複素平面上でユニタリティがどのように破れるかを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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中間子の崩壊 
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