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J-GLOBAL ID:201802280444156780   整理番号:18A0092408

炎症性腸疾患患者における生活の炎症,酸化ストレス,ESR,血液細胞数と品質に及ぼすUrtica dioicaの葉抽出物の影響【Powered by NICT】

Effects of Urtica dioica leaf extract on inflammation, oxidative stress, ESR, blood cell count and quality of life in patients with inflammatory bowel disease
著者 (6件):
資料名:
巻:ページ: 32-41  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3386A  ISSN: 2210-8033  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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クローン病および潰瘍性大腸炎を含む炎症性腸疾患(IBD)は,衰弱,慢性再発と寛解状態である。正確な病因は不明であるが,免疫および炎症性因子と酸化ストレスはその病因における重要な役割を果たすと考えられている。本研究では,炎症性腸疾患患者における高感度C反応性蛋白質(hs CRP),スーパーオキシドジスムターゼ(SOD),赤血球沈降速度(ESR),白血球,血小板と生活の質に対するイラクサ(Urtica dioica)葉抽出物の影響を調べた。本研究では,二重盲検,プラセボ対照,無作為化,臨床試験,IBD患者64例について検討した。参加者は成層ブロックランダム化によるイラクサ群(n=32)とプラセボ群(n=32)に分けた。対象は12週間水エタノールイラクサ抽出物(400mg)またはプラセボのどちらかの1日三錠を受けた。(IBDQ 9)hs-CRP,SOD,ESR,血小板数,WBC数および炎症性腸疾患アンケート-9の血中濃度スコアはベースラインと試験の終わりに評価した。59人の参加者が試験を完了した(30イラクサとプラシーボ群29人)であった。12週間後,hs-CRPおよび血小板数の血清レベルはプラセボ群(それぞれp<0.012およびp<0.023)と比較してイラクサ群で有意な減少を示した,SODのレベルはイラクサ群で有意に増加した(p=0.002)であった。IBDQ9のスコアは,プラセボ群(p<0.001)と比較してイラクサ群で有意に増加した。有意差を二群(それぞれp<0.754およびp<0.094)間のWBC,ESRのレベルでは見られなかった。本研究は,水エタノールイラクサ葉抽出物は炎症マーカーと血小板数を減少させるだけでなく,IBD患者の生活の抗酸化酵素SOD活性と品質を向上させることができることを示した。結果はイラクサ抽出物はIBDにおける補助療法としての治療的可能性を持つ可能性があり,さらなる臨床研究が必要であることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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消化器の疾患 

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