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J-GLOBAL ID:201802280527634356   整理番号:18A0065033

Fourier変換赤外分光法によるチラコイド膜における光合成活性の評価【Powered by NICT】

Evaluation of photosynthetic activities in thylakoid membranes by means of Fourier transform infrared spectroscopy
著者 (3件):
資料名:
巻: 1859  号:ページ: 129-136  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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光誘導Fourier変換赤外(FTIR)差分光法は光合成電子伝達鎖に関与する酸化還元補因子の構造と反応を研究するための強力な方法である。これまで,酸素発生型光合成の反応のFTIRによる研究の大部分は単離した光化学系I(PSI)及び光化学系II(PSII)製剤を用いて行ったが,単離手順過程で変更することができた。本研究では,FTIR分光法を用いたチラコイドの光合成活性を評価するための方法論を開発した。ホウレンソウからのチラコイドを用いた逐次フラッシュにFTIR差スペクトルは,周期4と-二振動とPSIIのMn_4CaO_5クラスタとQ_B反応でS状態サイクルの典型的な信号を示した。外因性電子受容体としての人工キノンの存在下で同様の測定はS状態サイクルに特異的な特徴を示した。振動パターンのシミュレーションは,PSIIのS状態サイクルと電子移動の量子効率を提供した。さらに,DCMUの存在下でチラコイドに及ぼす連続照明下でFTIR測定はQ_A還元及びP700酸化同時にによる信号を示した。Q_A~およびP700~+のマーカーバンドの相対振幅から,チラコイドにおける光活性PSIIとPSI中心のモル比を推定した。分離光化学系よりもより完全な,チラコイドにおける光反応のFTIR分析は,特に光化学系蛋白質の遺伝的修飾による光合成機構の研究に有用であろう。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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光合成 
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