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J-GLOBAL ID:201802280588477126   整理番号:18A1646114

日本の小売生鶏肉から回収した遺伝的に多様な大腸菌におけるBLA_CTX-M-14の高い有病率【JST・京大機械翻訳】

High prevalence of bla CTX-M-14 among genetically diverse Escherichia coli recovered from retail raw chicken meat portions in Japan
著者 (11件):
資料名:
巻: 284  ページ: 98-104  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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拡張スペクトルβ-ラクタマーゼ(ESBL)産生腸内細菌,特に大腸菌の全体的な広範な広がりは,ヒトの健康管理とコミュニティ環境においてより大きな脅威をもたらす。ESBL生産者によりコロニー化された食品動物からの生肉は,コミュニティにおけるこれらの細菌に対する重要な伝達経路の1つである可能性がある。本研究は,日本における小売生鶏肉及び豚肉肉におけるESBL産生大腸菌の存在を調べた。ESBL生産者は,150(39.3%)鶏肉試料の59から検出されたが,試験した50豚肉試料の全てからは検出されなかった。bla_CTX-M-14(17;24.3%)は最も高頻度に同定され,次いでbla_CTX-M-2(16;22.9%),bla_SHV-12(11;15.7%),およびbla_CTX-M-55(10;14.3%)が59のニワトリ試料からの70のESBL生産大腸菌分離株の中で続いた。bla_CTX-M-14を有する分離株は,主にST162(7/9)から成る系統群B1(9/17),および多様なSTsを有する系統群F(5/17)としばしば結合した。bla_CTX-M-14は,すべての17分離株において,基本的に一般的要素ISEcp1およびΔIS903またはIS903と関連していた。5つの系統群B1-ST162と非典型的ST162分離株から成る6つの分離株において,IS26切断ISEcp1はbla_CTX-M-14の上流に同定され,fosA3はさらにΔIS903の下流に位置した。さらに,生のニワトリ肉部分に特有のbla_CTX-M-14を媒介するいくつかの移動性遺伝要素を同定した。bla_CTX-M-2遺伝子は16の分離株においてISEcp1またはISCR1により先行されたが,bla_CTX-M-2のΔorf3下流の存在は,多様な系統群およびSTsを示したが,ブラジルの試料からの6つの分離株においてのみ制限された。bla_CTX-M-55とbla_CTX-M-1は,ISEcp1とbla_CTX-Mの開始コドンの間のスペーサー配列の長さは,それぞれ45bpと80bpであった。bla_SHV-12を有する分離株の間で,ST38は,それらの系統群分布が変化したにもかかわらず,頻繁に検出された(6/11)。結論として,ヒトとニワトリの両方に適応性を持つbla遺伝子を持つ大腸菌系統の伝達に加えて,ニワトリに適応した大腸菌系統由来のbla遺伝子に関連する移動性遺伝要素の拡大が,ヒトに適応したものに高度に示唆された。これらの結果は小売鶏肉からヒトへのbla遺伝子の伝達リスクのより良い理解を得るための重要な情報を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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食品の汚染 

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