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J-GLOBAL ID:201802280647006450   整理番号:18A0285528

高齢マウスの海馬における調節神経炎症反応ではなく神経形成におけるプログラニュリンの関与【Powered by NICT】

Involvement of progranulin in modulating neuroinflammatory responses but not neurogenesis in the hippocampus of aged mice
著者 (5件):
資料名:
巻: 95  ページ: 1-8  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0267A  ISSN: 0531-5565  CODEN: EXGEAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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海馬における成体神経新生は年齢とともに低下することを確立した。我々の以前の研究は,プログラニュリン(PGRN)は,海馬の神経発生に対する促進効果を持つことを示唆した。また,PGRNは脳損傷および時効後の皮質および視床における過剰な神経炎症反応を抑制する役割を果たすことを示した。しかし,老齢ラットの海馬における神経発生調節と神経炎症応答におけるPGRNの役割はまだ理解されていない。本研究では,我々は若い(15週齢)と高齢(135週齢)野生型とPGRN欠損雄マウスの海馬における神経新生と神経炎症に関連した応答を調べた。海馬の歯状回における神経発生は年齢と共に顕著に低下し,遺伝子型の間に有意な差はなかった。CD68~陽性活性化ミクログリアと海馬におけるリソソーム遺伝子の発現の数は加齢と共に有意に増加し,PGRN欠損は,それらを増加させた。炎症誘発性遺伝子の発現も年齢とともに増加し,PGRN欠損は有意にそれらのいくつかを促進した。これらの結果は,PGRN欠損は老齢動物における活性化ミクログリアに関連した神経炎症反応を悪化させることを示唆しているが,PGRNが年齢とともに海馬神経形成の低下を相殺しない可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  発生と分化 

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