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J-GLOBAL ID：201802280653171162   整理番号：18A2007127

金属3Dプリンタ造形物の高品質化に関する研究

著者 (8件)： 寺澤章裕 (山梨県産技セ) ,  鈴木大介 (山梨県産技セ) ,  萩原義人 (山梨県産技セ) ,  米山陽 (山梨県産技セ) ,  古屋雅章 (山梨県産技セ) ,  緑川哲史 (松浦機械製作所) ,  田中隆三 (松浦機械製作所) ,  岩尾翔太 (松浦機械製作所)
資料名： 山梨県産業技術センター研究報告  (Report of Yamanashi Prefectural Industrial Technology Center)
号： 1  ページ： 35-38  発行年： 2018年07月31日 
JST資料番号： Z0272D  ISSN： 2434-2726  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 金属積層造形は,高強度の材料で自由度が高い製品が造形できるため,航空・医療など様々な製造現場で注目を集めている。そして,これらの分野では,高品質な造形品が要求されることが多いが,金属積層造形(PBF方式)では,金属材料の溶融・積層の繰り返しによって造形をするため,表面粗さの増加・形状の崩れ,造形時に発生する応力に起因する変形等の問題が生じている。金属積層造形物の高品質化のためには,これらの課題解決が求められているが,金属積層造形は新たな製造技術で造形パラメータも多く,公開されている実験データも多くはない。そこで,本報では,単純形状の試験品の造形を行ない,製品形状等の違いが表面粗さや残留応力に及ぼす影響について検討を行った。その結果,造形物の形状,造形物に対する熱影響等の違いにより,表面粗さ,残留応力に影響を及ぼすことが確認された。(著者抄録)

シソーラス用語： *3Dプリンタ ,  *付加製造 ,  *金属 ,  *レーザ焼結 ,  品質水準 ,  表面粗さ ,  生産技術 ,  残留応力 ,  熱影響 ,  レーザ融解 ,  変化 ,  切取り ,  レーザ照射 ,  応力測定 ,  評価試験
準シソーラス用語： アンダカット【歯形】 ,  *金属積層造形 ,  形状変化 ,  高品質化 ,  *粉末床溶融結合

分類 (3件)： 印刷機  (ZA05050L) ,  粉末冶金一般  (WC02010B) ,  特殊加工  (QC04000Y)

引用文献 (2件)：

• Yuichiro Koizumi, Akihiko Chiba, Naoyuki Nomura and Takayoshi Nakano :Fundamentals of metal 3D Printing Technologies, Materia Japan, Vol.56, No.12, pp.686-690 (2017).
• 京極秀樹,池庄司敏孝:図解金属3D 積層造形のきそ(日刊工業新聞社),p.61(2017)

タイトルに関連する用語 (4件)： 3Dプリンタ ,  造形物 ,  高品質化 ,  研究