抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
余剰汚泥のメタン発酵の前処理として,余剰汚泥への直接オゾン処理について検討した。23mgO
3/gTSのオゾン消費率において,余剰汚泥は液化しSS濃度は約11%低下した。一方で溶解性COD
Cr濃度の増加は,オゾン処理前の固形性COD
Cr濃度の約18%に相当した。オゾン処理した余剰汚泥を嫌気性消化したところ,3.4~23mgO
3/gTSのオゾン消費率において,10~90%程度バイオガス生成量が増加した。同程度のオゾン処理で微量有害汚染物質の除去も可能であり,生物学的廃水処理にオゾン処理を導入することで,資源・エネルギー回収と有害汚染物質の除去を同時に達成しうる。(著者抄録)