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J-GLOBAL ID：201802280692308816   整理番号：18A0481472

前方散乱問題を解く反復による減衰の評価【Powered by NICT】

Attenuation estimation by repeatedly solving the forward scattering problem

著者 (7件)： Ilyina Natalia (Dept. of Cardiovascular Sciences - KU Leuven, Leuven, Belgium) ,  Ilyina Natalia (Belgian Nuclear Research Centre, SCK CEN, Mol, Belgium) ,  Hermans Jeroen (DoseVue NV, Hasselt, Belgium) ,  Verboven Erik (Dept. of Physics, KU Leuven Kulak, Kortrijk, Belgium) ,  Van Den Abeele Koen (Dept. of Physics, KU Leuven Kulak, Kortrijk, Belgium) ,  D’Agostino Emiliano (DoseVue NV, Hasselt, Belgium) ,  D’hooge Jan (Dept. of Cardiovascular Sciences - KU Leuven, Leuven, Belgium)
資料名： Ultrasonics  (Ultrasonics)
巻： 84  ページ： 201-209  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0379B  ISSN： 0041-624X  CODEN： ULTRA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 減衰の推定は正確な時間利得補償のためのだけでなく,組織特性化のための医用超音波において重要である。本論文では,減衰推定のための新しい方法の実現可能性を試験した。提案した方法は前進波伝搬問題を解き,シミュレートした信号に適合した測定に繰り返しによる減衰を推定した。このアプローチは,他の方法により作製した一般的な仮定を避けることを可能にすると減衰推定値を偏らせるかもしれないことを他の音響効果を説明し,補正することを可能にする可能性がある。この方法の性能をシミュレーションデータと既知の減衰特性を用いた組織模倣ファントムに記録されたデータで検証し,シフト法とスペクトル差法と比較した。シミュレーション結果は,雑音のない信号を考慮した(減衰推定の平均相対誤差は15%を超えなかった)と,良好な精度を持つため,種々の方法を示した。しかし,従来の方法の精度は,測定ノイズと変化する散乱体濃度の存在下で急速に減少したが,提案した方法の相対誤差は15%以下であった。さらに,提案した方法は実験ファントム研究における従来の減衰推定器を凌駕し,その平均誤差は8%であったが,シフト法とスペクトル差法の平均誤差は26%と32%であった。要約すると,これらの知見は,提案アプローチの実現可能性を実証し,より一般的な問題を解くための方法を精密化すること。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 波動伝搬 ,  スペクトル ,  ファントム ,  推定量 ,  精密化 ,  超音波 ,  音響効果 ,  雑音 ,  減衰特性 ,  *前方散乱 ,  シミュレーション ,  散乱体 ,  利得補償
準シソーラス用語： 測定ノイズ ,  相対誤差 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 組織特性化 ,  減衰推定 ,  超音波シミュレーション

分類 (3件)： 生体計測  (EL03020C) ,  音響信号処理  (BB03050C) ,  音波伝搬  (BB03030G)

タイトルに関連する用語 (4件)： 散乱問題 ,  反復 ,  減衰 ,  評価