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J-GLOBAL ID:201802280774641345   整理番号:18A1013835

日本語修辞疑問文における対格WH語の指示性-音声聴取実験による二種類の統語構造の検証-

The Referentiality of Accusative Wh-Phrases in Japanese Rhetorical Questions-Examining Two Types of Syntactic Structures by the Experiment Using Vocal Stimuli-
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資料名:
巻: 118  号: 50(HIP2018 1-31)  ページ: 83-88  発行年: 2018年05月14日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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対格WH語を伴う修辞疑問文では,発話時に聞き手を非難する解釈が生じうる。この非難の解釈は聞き手による行為の対象物を問題にするかどうか(すなわち,非難の焦点が行為の対象物へと向かうのか,あるいは,行為そのものへと向かうのか)に応じて意味解釈上の曖昧性を示す。坂本・高木(2018)では,統語構造に関する仮定上,対格WH語が行為の対象物を指示していると想定される前者の解釈を指示的解釈と,そうではないと思われる後者の解釈を非指示的解釈と呼び,指示にまつわるこうした現象を総じて指示性現象と名付けた。そのうえで,これら二種類の意味解釈に対応するとされた統語構造から韻律構造を予測し,内省判断に基づき当該統語・韻律構造の妥当性を検証した。本研究ではさらに,その妥当性を音声聴取実験からも検証することで,質と量の両面から指示性現象の解明に当たる。(著者抄録)
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