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J-GLOBAL ID：201802280784316133   整理番号：18A2052479

光学渦ビームによるLandau準位分光法

Landau Level Spectroscopy by Optical Vortex Beam

著者 (4件)： TAKAHASHI Hirohisa T. (Open Univ. Japan, Chiba, JPN) ,  PROSKURIN Igor (Univ. Manitoba, MB, CAN) ,  PROSKURIN Igor (Ural Federal Univ., Ekaterinburg, RUS) ,  KISHINE Jun-ichiro (Open Univ. Japan, Chiba, JPN)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 87  号： 11  ページ： 113703.1-113703.4  発行年： 2018年11月15日 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光学渦ビームは,スピン角運動量σに加えて軌道角運動量lを運ぶ。著者らは,Landau量子化した二次元電子ガスにより,光学渦の吸収過程に対する修正選択則を通して,有限lの存在を実証することを提案した。著者らは,最低Landau準位電子がσ=1(正ヘリシティ)とl=0又はσ=-1(負ヘリシティ)とl=2を持つ光学渦ビームを吸収することを示した。これは,光学渦の固有スピン(ヘリシティ)及び軌道角運動量が吸収過程において互いに結びついていることを意味する。光学渦により誘起された電流は,試料端に沿って分布されることも示す。光学渦ビームの空間プロファイルを反映して,ビームの暗リングが円形エッジと一致したとき,誘導電流が消失した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *光吸収 ,  二次元電子ガス ,  *渦 ,  *光子ビーム ,  *Landau準位 ,  スピン ,  角運動量 ,  角運動量移行 ,  選択則 ,  光電流 ,  光子-l相互作用 ,  ヘリシティ ,  *分光分析 ,  外部磁場
準シソーラス用語： 渦ビーム ,  軌道角運動量 ,  光学渦 ,  光子-電子相互作用 ,  誘導電流

分類 (1件)： 光物性一般  (BM08010A)

引用文献 (23件)：

• L. Allen, M. W. Beijersbergen, R. J. C. Spreeuw, and J. P. Woerdman, Phys. Rev. A 45, 8185 (1992).
• D. L. Andrews, Structured Light and Its Applications: An Introduction to Phase-Structured Beams and Nanoscale Optical Forces (Academic Press, Amsterdam, 2008).
• S. Franke-Arnold, Philos. Trans. R. Soc. A 375, 20150435 (2017).
• S. M. Barnett, M. Babiker, and M. J. Padgett, Philos. Trans. R. Soc. A 375, 20150444 (2017).
• A. Mair, A. Vaziri, G. Weihs, and A. Zeilinger, Nature 412, 313 (2001).

タイトルに関連する用語 (4件)： 光学 ,  渦ビーム ,  Landau準位 ,  分光法