抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿はイサム・ノグチの最期の作品であるモエレ沼公園を対象とし,イサム・ノグチの設計思想が具体的にどのように空間設計として表現されたかに着目したものである。文献によるイサム・ノグチの設計思想の調査,イサム・ノグチによるモエレ沼公園のマスタープランの変更と,それに伴う空間表象の変化の追跡により,モエレ沼公園の設計に関わるイサム・ノグチの思想について考察を行なった。その結果,マスタープランの変更により,イサムが「彫刻的物体」と呼ぶ立体的かつ大規模な造形の形態の統一化,遠近感の演出を行うことによって,「彫刻的物体」相互の視覚的な絡み合いを図ったことが明らかとなった。(著者抄録)