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J-GLOBAL ID:201802280803751303   整理番号:18A1153324

口腔扁平上皮癌の診断のための金ナノ粒子に基づく血清の表面増強Raman分光法【JST・京大機械翻訳】

Surface-enhanced Raman spectroscopy of blood serum based on gold nanoparticles for the diagnosis of the oral squamous cell carcinoma
著者 (10件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 73  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7391A  ISSN: 1476-511X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】口腔扁平上皮癌(OSCC)は,世界中でより一般的になっている。OSCCの予後は早期発見に大きく依存する。しかし,通常の口腔検査は,早期の口腔悪性病変が臨床的に良性または炎症性疾患と区別できないため,診断を遅らせる可能性がある。本研究では,癌患者から血清試料を検出するために,表面増強Raman分光法(SERS)を用いて新しい診断法を開発した。【方法】OSCC患者,MEC患者およびOSCCまたはMECのないボランティアから血清サンプルを採取した。次に,金ナノ粒子(NPs)を,高品質SERSスペクトルを得るために,血清試料中に混合した。OSCCの全部で135のスペクトル,粘膜類表皮癌(MEC)の90のスペクトルと正常な対照群の145のスペクトルがあった。それはSERSによってうまく捕捉された。正常対照群と比較して,Ramanスペクトル差は,OSCCおよびMEC群のスペクトルにおいて示され,それは核酸,蛋白質および脂質に割り当てられた。これらのスペクトル差と特徴に基づいて,主成分分析(PCA)と線形判別分析(LDA)のアルゴリズムを用いて,異なるグループのRamanスペクトルを分析して分類した。【結果】正常群と比較して,OSCCおよびMEC群における主要な増加ピークは,核酸および蛋白質の分子構造に割り当てられた。そして,OSCCとMEC群の間のこれらの異なる主要ピークは,カロチノイドと脂質の特別な分子構造に割り当てられた。PCA-LDAの結果は,OSCCが正常対照群から80.7%の感度と84.1%の特異性で成功裏に識別できることを示した。交差検証のプロセスは,PCA-LDAによって分析された結果が信頼できることを証明した。【結論】金NPsは,OSCC,MECおよび正常血清サンプルの高品質SERSスペクトルを捕捉するための適切な物質であった。本研究の結果は,SERS結合PCA-LDAが血清試料を通してOSCCを検出し,診断するための巨大な能力を有することを確認した。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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腫ようの診断  ,  歯と口腔の腫よう 
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