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J-GLOBAL ID:201802280878774381   整理番号:18A0147994

特発性便失禁患者における微細構造白質脳異常【Powered by NICT】

Microstructural white matter brain abnormalities in patients with idiopathic fecal incontinence
著者 (13件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: ROMBUNNO.13164  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2694A  ISSN: 1350-1925  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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背景:内臓知覚の異常な中枢神経系処理は特発性便失禁(IFI)の背後にある病因の一部であるかもしれない。著者らの目的は,構造的磁気共鳴イメージング(MRI)および拡散テンソルイメージング(DTI)を用いてIFI患者と健常対照者における脳の違いを特徴づけることであった。IFIと15名の女性健常対照者と女性21例,灰白質量(GMV)における全脳構造的差異,皮質の厚さ,および白質路で【方法】異方性比率(FA)を定量した。この目的のために,ボクセルに基づいた形態計測,表面ベース形態計測と区域ベースの空間統計量を用いた。構造脳特性の間の関係と直腸感覚誘発脳波電位の潜時を測定した。重要結果:健常対照者と比較して,IFI患者は有意に減少したFA値を有し,全てP<.05,左半球における上縦束(SLF),後部視床放射,および中前頭回(MFG),還元白質路完全性を反映している。差はGMVまたは皮質厚では観察されなかった。SLFとMFGにおけるFA値の減少は直腸刺激(すべてP<.05)により誘発された皮質電位の長期潜時と相関していた。【結論】と推論:この予備的研究は,IFI患者はマクロ構造脳変化を持たないが,感覚処理に関連した白質路における微細構造変化を示すことを示唆する。この所見の臨床的意義は,直腸刺激により誘発された皮質電位の長期潜時との相関によって支持された。これはIFI患者における病因の一部として中枢神経系変化の理論を支持した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
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神経系の疾患  ,  医用画像処理 
タイトルに関連する用語 (5件):
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