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J-GLOBAL ID：201802281066975324   整理番号：18A0570808

環状RNA hsa_circ_0003221(circPTK2)は膀胱癌細胞の増殖および移動を促進する【Powered by NICT】

Circular RNA hsa_circ_0003221 (circPTK2) promotes the proliferation and migration of bladder cancer cells

著者 (4件)： Xu Zhen-Qiang (Department of Urology, Zhangzhou Affiliated Hospital of Fujian Medical University, China) ,  Yang Ming-Gen (Department of Urology, Zhangzhou Affiliated Hospital of Fujian Medical University, China) ,  Liu Hong-Jie (Department of Urology, Zhangzhou Affiliated Hospital of Fujian Medical University, China) ,  Su Chen-Qiang (Department of Urology, Zhangzhou Affiliated Hospital of Fujian Medical University, China)
資料名： Journal of Cellular Biochemistry  (Journal of Cellular Biochemistry)
巻： 119  号： 4  ページ： 3317-3325  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0326B  ISSN： 0730-2312  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新たな研究は,環状RNAは理想的なバイオマーカーといくつかの腫瘍の潜在的治療標的,ぼうこう癌を含むもできることを示した。しかし,ヒト膀胱癌における環状RNAを調べた研究はわずかしかない。重要な環状RNA分子は膀胱癌に密接に関連しているとそれらの役割はほとんど知られていない。ここでは,ぼうこう癌における差次的に発現する新規環状RNA分子,HSA°0003221(circPTK2)を検討した。ぼうこう癌患者からの40対の組織及び血液試料中の定量的PCRで確認したcircPTK2の有意な差次的発現レベル。さらに,組織および血液中の両circPTK2レベルは,いくつかの臨床病理学的特徴と有意に相関した,低分化(組織におけるP=0.0103,血中P=0.024),N2-N3リンパ節転移(組織におけるP=0.0065,血中P=0.016),T(II III IV)段階(組織におけるP=0.008,血中P=0.0003)を含んでいた。定量的PCRの結果は,circPTK2はトランスウェル分析により分離された移動細胞およびヌードマウスに移植した腫瘍の転移性リンパ節において高度に発現していることを確認した。in vitro小干渉RNAによるcircPTK2の沈黙は膀胱癌細胞の増殖と移動を阻害した。一方,circPTK2過剰発現は増殖と移動を促進した。circPTK2は細胞の増殖と移動を促進し,新しい可能性のあるバイオマーカーと膀胱癌診断と治療のための治療標的であるかもしれないことを示した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： リンパ節 ,  患者 ,  ヒト ,  分化 ,  ヌードマウス ,  *膀胱腫瘍 ,  バイオマーカー ,  腫瘍 ,  リンパ節転移 ,  定量的PCR法
準シソーラス用語： 過剰発現 ,  臨床病理学的特徴 ,  治療標的 ,  *膀胱癌細胞 ,  *環状RNA , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： biomarker ,  膀胱癌 ,  circPTK2 ,  環状RNA ,  移動 ,  proliferation

分類 (1件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (4件)： 環状RNA ,  膀胱癌細胞 ,  増殖 ,  促進