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J-GLOBAL ID：201802281079158139   整理番号：18A2052197

Modified Williamson-Hall法におけるパラメータα導出法に関する考察

Discussion about Procedure for Determining Parameter α in Modified Williamson-Hall Method

著者 (5件)： 増村拓朗 (九州大学鉄鋼リサーチセンター) ,  高木節雄 (九州大学鉄鋼リサーチセンター) ,  Jiang Fulin (九州大学鉄鋼リサーチセンター) ,  土山聡宏 (九州大学鉄鋼リサーチセンター) ,  土山聡宏 (九州大学大学院工学研究院材料工学部門)
資料名： 鉄と鋼
巻： 104  号： 11  ページ： 717-719(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： F0332A  ISSN： 0021-1575  CODEN： TEHAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 修正Williamson-Hall/Warren-Averbach(MWH/WA)法において,パラメータαの推定は,他のパラメータを正確に得るために極めて重要である。ほとんど全ての研究者は,ラフ近似を含むUngarらによって提案されたパラメータαを決定するための手順(ルート1)を用いた。一方,Takebayashiらは,より正確な結果を与えることができる改良手順(ルート2)を提案した。上記の2つのルートを比較すると,ルート1は無視された項のためにMWH/WA法における更なる解析に大きく影響し,α値が過大評価(約2倍)されることが判明した。α値の差は,結晶子サイズDとパラメータφに影響するので,MWH/WA法ではルート2の適用を推奨した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 転位密度 ,  *パラメータ ,  X線回折 ,  *近似法 ,  オーステナイト系ステンレス鋼 ,  機械的性質 ,  降伏応力
準シソーラス用語： SUS316L ,  強化機構 ,  修正Modified Williamson-Hall法 ,  導出

著者キーワード (6件)： 修正Williamson-Hall法 ,  転位密度 ,  X線回折 ,  修正Williamson-Hall法 ,  転位密度 ,  X線回折

分類 (2件)： 組織的硬化現象  (WB01020C) ,  機械的性質  (WB02030U)

引用文献 (12件)：

• 1) J.E. Bailey and P.B. Hirsch: Philos. Mag., 5(1960), 485.
• 2) T. Ungár and A. Borbély: Appl. Phys. Lett., 69(1996), 3173.
• 3) T. Ungár, S. Ott, P.G. Sanders, A. Borbély and J.R. Weertman: Acta Mater., 46(1998), 3693.
• 4) S. Takaki, T. Masumura, F. Jiang and T. Tsuchiyama: Tetsu-to-Hagané, 104(2018), 683.
• 5) T. Ungár, I. Dragomir, Á. Révész and A. Borbély: J. Appl. Crystallogr., 32(1999), 992.

タイトルに関連する用語 (2件)： パラメータ ,  導出