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J-GLOBAL ID：201802281091484218   整理番号：18A0141794

地球磁気圏の圧縮と膨張への磁気音波の迅速応答【Powered by NICT】

The Rapid Responses of Magnetosonic Waves to the Compression and Expansion of Earth’s Magnetosphere

著者 (4件)： Li L. Y. (School of Space and Environment, Beihang University, Beijing, China) ,  Liu B. (School of Space and Environment, Beihang University, Beijing, China) ,  Yu J. (School of Space and Environment, Beihang University, Beijing, China) ,  Cao J. B. (School of Space and Environment, Beihang University, Beijing, China)
資料名： Geophysical Research Letters  (Geophysical Research Letters)
巻： 44  号： 22  ページ： 11,239-11,247  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0609B  ISSN： 0094-8276  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 異なる太陽風動圧のもとで,著者らは,地球の磁気圏の圧縮と膨張に関連した磁気(MS)波増幅と減衰を観測した。双晶バン・アレン・プローブによって記録された波と粒子変動を解析することにより,磁気圏圧縮または膨張は速度空間におけるkeV陽子位相空間密度分布を変えることができ,従って朝方磁気圏(磁気地方時~4.0 7.9とL 5.7 3.0)における上部バンド(f>50 Hz)におけるMS波強度に影響することを見出した。磁気圏圧縮期間中,0.1~2keVのプロトンの還元と3~7keV陽子の強化は,それらの速度空間(すなわち,陽子リング分布)の正位相空間密度勾配を形成し,一方,上部バンドMS波は陽子リング分布領域で増幅した。磁気圏膨張期間中に,0.1~2keVの陽子の増強と3keV以上のプロトンの還元は速度空間における負の位相空間密度勾配を生成し,一方,上部バンドMS波が急速に減衰した。これらの観察は,明け方側磁気圏における上部バンドMS波の強度は太陽風圧力の変化時に高度に可変であることを示した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *磁気音波 ,  陽子 ,  高温 ,  位相空間 ,  プローブ ,  *地球 ,  *磁気圏 ,  高速度 ,  *磁気
準シソーラス用語： 太陽風圧力 ,  密度勾配 ,  位相空間密度 ,  磁気圏圧縮 ,  太陽風動圧 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 太陽風動圧の変化 ,  磁気圏圧縮と膨張 ,  高温陽子エネルギースペクトルの変化 ,  陽子リング分布の消失 ,  磁気音波の増幅と減衰

分類 (1件)： 磁気圏  (DC04060Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： 地球磁気圏 ,  膨張 ,  磁気音波 ,  応答