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J-GLOBAL ID:201802281317004718   整理番号:18A0261682

伊豆・小笠原弧の完新世と化石海洋熱水性マンガン鉱床の地球化学とU系列年代測定【Powered by NICT】

Geochemistry and U-series dating of Holocene and fossil marine hydrothermal manganese deposits from the Izu-Ogasawara arc
著者 (5件):
資料名:
巻: 87  ページ: 114-125  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0963B  ISSN: 0169-1368  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,伊豆・小笠原弧における完新世と化石熱水性マンガン堆積物を調べた。鉱物学的に,これらの堆積物は10Åおよび7Åマンガン酸塩鉱物から構成されている,化石試料はより高い10Å安定性を示した。完新世試料の化学組成は他の熱水性マンガン堆積物の典型的な,低Fe/Mn比,低い微量金属,低希土類元素を含む。化石試料は一般的に類似した化学特性を持っているが,それらは,Ni,Cu,Zn,Cd,Ba,REE,Tl,およびPb含有量の顕著な富化を示した。コンドライト規格化REEパターンはより軽いREE濃縮傾向を示した。これらの化学特性は,海水からのこれらの金属の堆積後取込みを示唆した。海形海山からの完新世熱水マンガン鉱床のU-Th年代測定は約の成長速度と海底下の最上部層と下方成長2mm/kyrの8.8±0.94kaを示した。これは水成鉄マンガンクラストのそれよりも速い大きさの約三桁大きい。西東京海山からの化石熱水性マンガン鉱床のU-Pb年代は4.4±1.6Maであり,玄武岩質火山活動(5.8±0.3Ma)と現代を示した。熱水マンガン鉱床は高濃度高値のMnが,少量の貴重な微量金属を含み年代は,過去の熱水活動の期間を制約し,多金属硫化物鉱床のための探究へのベクトルを提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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金属鉱床 

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