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J-GLOBAL ID:201802281442161286   整理番号:18A0485057

葉ワックスの水素同位体から推定した完新世の高緯度北極スバールバル諸島の水文気候変動【Powered by NICT】

Hydroclimate variability of High Arctic Svalbard during the Holocene inferred from hydrogen isotopes of leaf waxes
著者 (5件):
資料名:
巻: 183  ページ: 177-187  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0941A  ISSN: 0277-3791  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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地球温暖化北極水文サイクルの応答は,大気循環の可変海氷の範囲とモードに関連する降水量パターンと水分アベイラビリティの変化を含んでいる。過去の水文気候変化の再構成は,これらの系の自然範囲を制限し,それらが異なる強制機構に応答する様式を同定し,気候システムの他の成分,それらの全ては,現在および将来の変化のより良い理解に導くとのそれらの関連を明らかにする助けとなる。ここで筆者等は,降水の同位体組成を再構築することにより,Svalbardの高北極群島における完新世の水文気候変化を調べた。Amsterdamoya,北西スピッツベルゲン島のHakluytvatnet湖からの堆積物コアにおける葉ワックス化合物(n-アルカン;C_25 C_31)の水素同位体組成(δD値)を測定した。中鎖(C_25)と長鎖(C_29,C_31)長さのn-アルカンのδD値を解釈過去12.9kaにわたる湖水と降水の同位体組成の変化を表現した。集水域の退氷後,水供給が限定された湖は12.8~7.5ka温暖条件を示す著しい蒸発同位体濃縮を経験した。同位体値は12.8~9.5kaのより暖かい亜極気団水分の供給が増加し,続いては,一般に,温暖,が不安定条件9.5と7.5kaの間を示唆し,おそらく融氷水強制に対する応答を示した。堆積証拠は堆積c7.5 5.0kaにおける裂孔を示し,湖の乾燥の結果であると思われた。c.5.0kaでは湖成堆積作用が再開し,過去5ka以上が寒帯気団と低温条件の影響,c.1.8kaの寒冷条件への突然のシフトに進行性の増加があった。後期完新世の冷却中には,約0.18kaを終了し,同位体データは,より温暖な条件および低緯度から誘導された水分の大きな影響を示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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第四紀  ,  同位体地質学 

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