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J-GLOBAL ID：201802281492442647   整理番号：18A0676261

2002年夏における高緯度大気準二週間振動の華南降水への影響【JST・京大機械翻訳】

Influence on the South China Rainfall Anomalies of the Atmospheric Quasi-Biweekly Oscillation in Mid-High Latitude during the Summer of 2002

著者 (3件)： Kong Xiaoyu (南京信息工程大学大气科学学院,南京210044;中国科学院大气物理研究所大气科学和地球流体力学数値模擬国家重点実験室(LASG),北京100029) ,  Mao Jiangyu (中国科学院大气物理研究所大气科学和地球流体力学数値模擬国家重点実験室(LASG),北京100029;中国科学院大学,北京100049) ,  Wu Guoxiong (中国科学院大气物理研究所大气科学和地球流体力学数値模擬国家重点実験室(LASG),北京100029;中国科学院大学,北京100049)
資料名： Daqi Kexue  (Daqi Kexue)
巻： 41  号： 6  ページ： 1204-1220  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0322B  ISSN： 1006-9895  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： JRA55大気再解析資料とTRMM衛星降水資料を用いて、2002年夏(5~8月)華南地域の降水の低周波振動特徴を分析し、その影響が顕著な中高緯度大気季節内振動の循環構造と進化を重点的に明らかにした。ウェーブレットとパワースペクトルの分析によると、2002年夏の華南の降水量は主に10~30日の準二週間低周波振動を示すことが明らかになった。典型的な低周波降水事件及び合成分析により、準二週間の降水の強い(弱い)変化は、低高度北西太平洋亜熱帯高気圧の西進による(東進脱退)南シナ海への影響以外に、中高緯度地域の高層大気循環の季節内振動にも顕著に依存することが指摘された。対流圏の上層において、中高緯度の地域には、大西洋からユーラシア大陸の低気圧と低気圧の間に配列された低周波波列が存在している。この波列はユーラシア大陸地域から東南へ伝播し、異常な低気圧と低気圧がそれぞれチベット高原と華北上空に位置する時、この双極子型循環間の高空間発散場は華南地域の上昇運動の発展に有利であり、華南の降水は強い。逆に、華南の降水は弱い。研究結果によると、低周波波列の南進は対流圏の異常温度移流と亜熱帯高高度異常の絶対渦度の変化をもたらし、華南地域の上昇と沈下運動の交互出現及び相応の循環循環の逆転により、華南準二周振動の乾湿位相の転換をもたらした。局所的な異常感熱加熱は乾湿相転換に対しても一定の作用がある。時間遅れ相関分析によると、チベット高原地域の500hPa高度ポテンシャル異常場が華南異常降水の4d(即ち、位相差が1/4周期)の時に、両者は顕著な正相関を示した。チベット高原地域の500hPa高度ポテンシャル異常は華南地域の季節内降水変化を予測するのに潜在的な応用価値があることが明らかになった。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 亜熱帯 ,  LF【周波数】 ,  降水量 ,  *降水 ,  位相 ,  低気圧 ,  南シナ海 ,  大西洋 ,  パワースペクトル ,  *夏 ,  渦度 ,  移流 ,  *高緯度 ,  対流圏
準シソーラス用語： チベット高原 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： South China rainfall anomalies ,  Quasi-biweekly oscillation ,  Extratropical atmospheric circulation

分類 (5件)： 大規模擾乱,台風,大気重力波  (DC05070R) ,  大気大循環,熱帯気象  (DC05060G) ,  気象学一般  (DC05010D) ,  気候学,気候変動  (DC05140T) ,  対流圏・成層圏の地球化学  (DD01020P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 夏 ,  高緯度 ,  大気 ,  降水