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J-GLOBAL ID：201802281656181154   整理番号：18A1253838

走査型トンネル顕微鏡と分光法を用いて調べた酸化グラフェンの局在電子構造【JST・京大機械翻訳】

Localized electronic structures of graphene oxide studied using scanning tunneling microscopy and spectroscopy

著者 (5件)： Katano Satoshi (Research Institute of Electrical Communication, Tohoku University, 2-1-1 Katahira, Aoba-ku, Sendai 980-8577, Japan. [e-mail]) ,  Wei Tao ,  Sasajima Takumi ,  Kasama Ryuhei ,  Uehara Yoichi
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 20  号： 26  ページ： 17977-17982  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グラフェン酸化物(GO)のナノスケール電子構造を解明するために走査型トンネル顕微鏡(STM)を用いた。非還元GO層を,オクタンチオラート自己集合単分子層(C_8S-SAM)で被覆したAu(111)表面上に堆積したとき,還元過程なしでSTMを用いて画像化した。GOシートのSTM像は約1nmの厚さを持つ粒状構造を示し,原子間力顕微鏡(AFM)を用いて得られた以前の結果と良く一致した。C_8S-SAMは基板上に残留する水の吸着を抑制し,STMによる非還元GOのナノスケール画像化を達成するのに重要であることを見出した。さらに,走査トンネル分光法(STS)を用いて,GOシートに局在するπ及びπ*状態を検出することに成功した。π-π*ギャップエネルギーとギャップ中心はGOシート内で均一ではなく,sp2ドメインの種々のサイズの存在と置換基による局所電子ドーピングの証拠を示した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 還元 ,  原子間力顕微鏡 ,  *スペクトロスコピー ,  画像処理 ,  *走査型トンネル顕微鏡 ,  *電子構造 ,  電子ドーピング ,  置換基 ,  ドメイン構造 ,  走査トンネル電子分光法 ,  画像化 ,  自己集合単分子膜 ,  ナノスケール ,  *酸化グラフェン

分類 (3件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  顕微鏡法  (BK01040E) ,  有機化合物の薄膜  (BK14070L)

タイトルに関連する用語 (3件)： 走査型トンネル顕微鏡 ,  分光法 ,  酸化グラフェン