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J-GLOBAL ID：201802281704993266   整理番号：18A0751411

ラットにおける骨髄由来間葉系幹細胞を用いた脊髄損傷に対するサイクリンD1のエピジェネティックサイレンシングの保護効果【JST・京大機械翻訳】

Protective effect of epigenetic silencing of CyclinD1 against spinal cord injury using bone marrow-derived mesenchymal stem cells in rats

著者 (7件)： Wang Yuan (Department of Orthopedics, Shanghai Changzheng Hospital, Shanghai, P. R. China) ,  Kong Qing-Jie (Department of Orthopedics, Shanghai Changzheng Hospital, Shanghai, P. R. China) ,  Sun Jin-Chuan (Department of Orthopedics, Shanghai Changzheng Hospital, Shanghai, P. R. China) ,  Xu Xi-Ming (Department of Orthopedics, Shanghai Changzheng Hospital, Shanghai, P. R. China) ,  Yang Yong (Department of Orthopedics, Shanghai Changzheng Hospital, Shanghai, P. R. China) ,  Liu Ning (Department of Orthopedics, Shanghai Changzheng Hospital, Shanghai, P. R. China) ,  Shi Jian-Gang (Department of Orthopedics, Shanghai Changzheng Hospital, Shanghai, P. R. China)
資料名： Journal of Cellular Physiology  (Journal of Cellular Physiology)
巻： 233  号： 7  ページ： 5361-5369  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0042B  ISSN： 0021-9541  CODEN： JCLLA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,ラットにおける骨髄由来間葉系幹細胞(BMSCs)を用いた脊髄損傷(SCI)に対するサイクリンD1の後成的サイレンシングの保護効果に焦点を当てた。88匹の成体雌Wistarラットを,偽群,対照群,si-サイクリンD1+BMSCs群およびBMSCs群にランダムに割り当てた。siRNAトランスフェクションの後のサイクリンD1蛋白質とmRNA発現を,ウエスタンブロット法とqRT-PCRによって検出した。siRNA-サイクリンD1BMSCsを,SCIの6時間後に定位法を用いて,si-サイクリンD1+BMSCs群のラットに移植した。後肢運動性能は,傾斜平面試験とBaso-Beattie-Bresnahan(BBB)運動評価スケールを用いて測定した。グリア線維酸性蛋白質(GFAP)と神経成長因子(NGF)の発現を免疫組織化学によって検出した。対照群,si-サイクリンD1+BMSCs群およびBMSCs群における傾斜面およびBBBスコアは偽群より有意に低かったが,これらのスコアは対照群で明らかに減少し,BMSCs群と比較してsi-サイクリンD1+BMSCs群で増加した。si-サイクリンD1+BMSCs群におけるラットの脊髄組織の修復度は,BMSCs群より明らかであった。GFAPおよびNGF蛋白質発現は,偽群と比較して,対照群,si-サイクリンD1+BMSCsおよびBMSCs群において著しく減少した。GFAP-およびNGF-陽性細胞は,si-サイクリンD1+BMSCs群で有意に増加したが,対照群では減少した。著者らの研究は,BMSCsを用いたサイクリンD1の後成的サイレンシングがラットにおけるSCIの修復を加速するかもしれないという証拠を提供する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： NGF【成長因子】 ,  *保護作用 ,  免疫組織化学 ,  *脊髄損傷 ,  siRNA ,  トランスフェクション ,  *間葉系幹細胞 ,  *サイクリン ,  *骨髄 ,  *サイクリンD1 ,  *脊髄 ,  ウェスタンブロット法 ,  *遺伝子サイレンシング
準シソーラス用語： 蛋白質発現 ,  *骨髄間葉系幹細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 骨髄 ,  サイクリンD1遺伝子サイレンシング ,  運動性能 ,  間葉系幹細胞 ,  脊髄損傷

分類 (2件)： 細胞分裂・増殖  (EF02020D) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (5件)： ラット ,  骨髄由来間葉系幹細胞 ,  脊髄損傷 ,  サイクリンD1 ,  保護効果