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J-GLOBAL ID：201802281705359217   整理番号：18A1694477

大分川ダム建設工事での洪水吐コンクリートの品質向上

著者 (5件)： 小林聖 (鹿島建設 技研) ,  寺本淳一 (鹿島建設) ,  奈須野恭伸 (鹿島建設) ,  櫻井祥貴 (国土交通省 九州地方整備局) ,  稲見哲男 (国土交通省 九州地方整備局)
資料名： セメント・コンクリート  (Cement & Concrete)
号： 859  ページ： 23-29  発行年： 2018年09月10日 
JST資料番号： F0277A  ISSN： 0371-0718  CODEN： SKONA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・洪水吐き(ダムの貯水量を調整する放流設備の総称)のコンクリート施工で採用した,(1)液体窒素によるプレクーリング,(2)高強度・超軽量ハニカムコア材のコンクリート型枠,(3)型枠の自動スライド装置 を紹介。
・(1)は,事前の温度応力解析に基づいて短時間で冷却効果が高いことから採用。
・(2)は冬期の保温養生のために採用し,外気温より6°C以上高い状態を維持できるだけでなく,直射日光による温度の急上昇を低減できること,表面剥離性が高く脱型後のケレンが不要となり,清掃員数も削減できることを確認。
・(3)は生産性向上の一環として採用し,作業員の削減とスライド時間の短縮が可能なこと,クレーン作業の競合がなくなることを確認。

シソーラス用語： *河川 ,  *建設 ,  *余水路 ,  *コンクリート ,  予冷 ,  液体窒素 ,  移動型枠 ,  マスコンクリート ,  省力化 ,  材料 ,  情報
準シソーラス用語： *ダム建設 ,  ハニカムコア ,  プレクーリング ,  型枠材 ,  *洪水吐き ,  施工情報 ,  *大分川

分類 (2件)： ダム付帯設備,水路工作物  (RC16020O) ,  モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (2件)：

• 日本コンクリート工学会/マスコンクリートのひび割れ制御指針2008
• 中原 康,万木正弘,二階堂 稔,白石泰一/液体窒素を用いたプレクーリングのダムコンクリートへの適用性,コンクリート工学年次論文報告集,Vol.9,No.2,2007

タイトルに関連する用語 (6件)： 大分 ,  ダム建設 ,  工事 ,  洪水吐 ,  コンクリート ,  品質向上