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J-GLOBAL ID：201802281725658642   整理番号：18A0385722

Vagranクラスタ(北ウラル)の砂金の模式的様相と一次岩盤金鉱床の探査指標【Powered by NICT】

Typomorphic features of placer gold of Vagran cluster (the Northern Urals) and search indicators for primary bedrock gold deposits

著者 (6件)： Lalomov A.V. (Institute of Geology of Ore Deposits, Petrography, Mineralogy and Geochemistry of Russian Academy of Science (IGEM RAS), 119017 Moscow, Staromonetny 35, Russia) ,  Chefranov R.M. (Institute of Geology of Ore Deposits, Petrography, Mineralogy and Geochemistry of Russian Academy of Science (IGEM RAS), 119017 Moscow, Staromonetny 35, Russia) ,  Naumov V.A. (Institute for Natural Science of Perm State University, 614990 Perm, Genkelya St., 4, Russia) ,  Naumova O.B. (Perm State University, 614990 Perm, Bukireva St., 15, Russia) ,  LeBarge W. (Geoplacer Exploration Ltd., 13 Tigereye Crescent, Whitehorse, Yukon Y1A 6G6, Canada) ,  Dilly R.A. (Terra Solutions, P.O. Box 369, Rolla, MO 65402, USA)
資料名： Ore Geology Reviews  (Ore Geology Reviews)
巻： 85  ページ： 321-335  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0963B  ISSN： 0169-1368  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Vagran砂鉱床クラスタは,北ウラル山脈の東斜面に位置している。金鉱山の歴史の>100年間約40トン金の砂鉱床から抽出した。領域の岩盤は高変成上部原生代及び古生代陸源,陸源火山と火成岩から構成されている。金堆積は,ほとんどが沖積起源堆積物と第四紀漸新統()。沖積堆積物は砂質シルトおよび土壌層で覆われたれき,巨れき,砂質粘土とれきから構成されている。沖積配列の厚さは5~10mと三次の主水路における18mに達した。沖積堆積物のほとんどすべては金含有であるが岩盤上の配列の底部で広く行われている経済的に重要な濃度。四種類金粒子である:(I)高粉末度と均一な内部構造の丸いと調和のとれた粒子,(II)コア上に発達した純金リムを持つやや細粒粒子が丸い,(III)均一内部構造を有するcrystallomorphic(自形)高粉末度,および(IV)Ag(10 40wt.%)と高いHg(1.15wt.%)の顕著な量を持つ媒質粒度の不規則な角度およびサブアングラーな粒子。最初のタイプは一般的であり,全金粒子の最大65%を占める領域全体に均一に分布していた。輸送中の丸みを帯びた最初に複雑な樹枝状および層流形状の粒子を用いて特徴である。第二と第三のタイプには継承された侵食の地殻変動低地帯の傾向を有していた。明らかに,I,II,III型は造山帯中熱水性金硫化物石英鉱化作用に関連しているこれらのタイプの違いは,鉱石体と浅成富化変態合金の第一の帯状分布に依存した。造山性金硫化物石英形成の中間深度鉱体と接続した。第四のタイプは,1次汚染源の近くの輸送と浅成富化影響が短期的であるのは明らかである。NW-SE方向の帯によって制御され,対角ウラルしゅう曲帯の主要構造である。Au含有量不均一性(コアと結晶粒のリム中のAu含有量の比)の係数対のプロットは一次hypogenetic特性とsupergenetic特徴により四種類の金粒子の間の識別因子である。金硫化物石英鉱化作用の対応する鉱脈発生は,この領域でこれまでに同定されていない。砂金濃度は漸新世におけるウラル準平原の隆起の中生代-新生代表面の中間宿主に関連し,中新世-第四紀時間で侵食される。この因子はVagranクラスタの領域における砂金の広範な分布を決定した。大型カーリン型Vorontsovsk金鉱床はVagran地域から60km南東に位置している。浅い侵食レベル,小型自然金であり,漂砂鉱床から遠位位置はVagran砂鉱床のない一次源となる。しかし,このタイプの堆積物の無機化は,クラスタ内で注目されている。第四のタイプの金はほぼVorontsovsk鉱床の金に類似しており,明らかに,ソースは同じ熱水鉱化作用イベントに関係している。含金谷底の石英-硫化物岩鉱脈のICP-MS分析はIV型分布のゾーンにおける2.0 6 9g/tの金含有量を明らかにした。,第四のタイプの金は初生の基盤岩の鉱化作用の探査のための指標として用いることができる。砂金の地質環境とtypomorphic特徴は一次金鉱化作用であるVorontsovsk鉱床と第四のタイプの砂金の分布のゾーン内で類似していることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *金 ,  熱水 ,  山岳 ,  浸食 ,  鉱化作用 ,  石英 ,  火山 ,  変成作用 ,  硫化物 ,  第四紀 ,  粘土 ,  *金鉱床 ,  *岩盤 ,  粒度 ,  不均一性

著者キーワード (5件)： 砂鉱床 ,  金 ,  Typomorphysm ,  岩盤源 ,  ウラル

分類 (1件)： 金属鉱床  (DE09030H)

タイトルに関連する用語 (5件)： クラスタ ,  岩盤 ,  金鉱床 ,  探査 ,  指標