文献

J-GLOBAL ID：201802281735696485   整理番号：18A2192587

C/M値はフミン酸-カオリン複合体形成メカニズム及び吸着特性に影響した。【JST・京大機械翻訳】

Influence of values of C/M(organic matter/mineral component)on the formation and sorption behavior of kaolin-humic acid complexes

著者 (3件)： Peng Liuyue (中国地質大学(北京)水資源与環境工程北京市重点実験室,北京,100083) ,  He Jiangtao (中国地質大学(北京)水資源与環境工程北京市重点実験室,北京,100083) ,  Wang Fei (中国地質大学(北京)水資源与環境工程北京市重点実験室,北京,100083)
資料名： Nongye Huanjing Kexue Xuebao  (Nongye Huanjing Kexue Xuebao)
巻： 37  号： 9  ページ： 1994-2004  発行年： 2018年 
JST資料番号： C2714A  ISSN： 1672-2043  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 有機物と鉱物の比率(C/M)が高温高圧下の複合体形成過程に与える影響を研究するため、亜臨界水処理法を用いて、自然界有機-鉱物複合体の形成過程をシミュレートし、常温常圧と高温高圧条件下で、C/M値10%、5%の複合物を調製した。2%,1%,0.5%の複合体サンプル。比表面積,Fourier変換赤外(FTIR)スペクトル,および走査電子顕微鏡(SEM)を用いて,サンプルの表面特性の官能基の変化と微細構造の変化を分析した。結果により、C/M値の増加がフミン酸とカオリンの結合方式の影響を受け、複合体の構造性質に影響し、C/M値が1%以下の時、常温常圧状態でフミン酸がカオリン表面または微孔に吸着し、高温高圧条件下でフミン酸とカオリン表面が安定構造を形成した。C/M値が1%以上の場合、常温常圧状態でフミン酸は遊離形式であり、静電気作用が吸着あるいは水素結合作用により複合体に脱離し、高温高圧状態でフミン酸と複合体外層フミン酸が高分子に重合して複合体表面に蓄積する。異なるC/M値の複合体に対してカルバマゼピン(CBZ)の吸着バッチ実験を行った結果、C/M値の増加は複合体の線形吸着作用がもっと強いことが分かった。Fruendlich吸着モデルのKf値とN値の変化により、常温常圧条件下で、有機質含有量が小さい時、複合体内のカオリンとフミン酸は共にCBZを吸着し、線形吸着が顕著であることが明らかになった。有機物含有量が大きい時、複合体外層フミン酸は吸着質の主要部分となる。高温高圧下の複合体のC/M値が大きい時、複合体外層のフミン酸重合によるクラスター状ブロックCBZと内層複合体の接触は、複合体の吸着能力の増加が顕著でない。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 微細構造 ,  表面性状 ,  水素結合 ,  スペクトル ,  *フミン酸 ,  走査電子顕微鏡 ,  構造特性 ,  FTIR分光法 ,  鉱物 ,  比表面積 ,  *複合体 ,  *カオリン ,  クラスタ ,  *吸着
準シソーラス用語： 官能基 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 土壌化学  (FB04040C)

タイトルに関連する用語 (6件)： m値 ,  フミン酸 ,  カオリン ,  複合体 ,  メカニズム ,  吸着特性