文献

J-GLOBAL ID：201802281983687258   整理番号：18A0377710

ケラチン1ケラチン10ヘリックス2Bヘテロ二量体のX線結晶構造はヒト皮膚疾患への分子表面特性と生化学的洞察【Powered by NICT】

The X-Ray Crystal Structure of the Keratin 1-Keratin 10 Helix 2B Heterodimer Reveals Molecular Surface Properties and Biochemical Insights into Human Skin Disease

著者 (2件)： Bunick Christopher G. (Department of Dermatology, Yale University, New Haven, Connecticut, USA) ,  Milstone Leonard M. (Department of Dermatology, Yale University, New Haven, Connecticut, USA)
資料名： Journal of Investigative Dermatology  (Journal of Investigative Dermatology)
巻： 137  号： 1  ページ： 142-150  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0776A  ISSN： 0022-202X  CODEN： JIDEAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ケラチン1(K1)と10(K10)は分化した表皮で発現一次ケラチンである。K1/K10の変異はヒト皮膚疾患と関連している。ヒトケラチン構造が機能とどのように関係するかをより良く理解するために,K1及びK10の遠位(2b)ヘリックス間の複合体の結晶構造を決定した。3.3Å分解能構造は以前の生化学的分析により推定された多くの特徴を確認したが,予想外の洞察を加えた。は主に疎水性分子間界面と平行,コイルドコイルヘテロ二量体を示した。このヘテロ二量体はCys401~K10ジスルフィド結合による第二K1K10 2b異種二量体と高次複合体を形成し,結合角は予想外であった。K1K10 2bの分子表面解析は,いくつかのポケットを同定し,ジスルフィド結合に隣接し,K5K14の保存されていた。K1K10構造の溶媒接近可能な表面積である20 25%疎水性である。2B領域は混合酸性および塩基性パッチ近位(N末端)を含んでいたが,遠位(C末端)大きく酸性である。構造上にK1K10とK5K14間の保存及び非保存残基のマッピングは,外側ヘリカルリッジに沿って配列特異的な残基の大部分を示した。最後に,構造は表現型皮膚疾患を伴う患者に見られるK1/K10ミスセンス突然変異により引き起こされる有害な効果の新鮮な解析を可能にした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 表現型 ,  複合体 ,  *分子表面 ,  *ヒト ,  *生化学 ,  *結晶構造 ,  *ケラチン ,  *二量体 ,  ジスルフィド結合 ,  超螺旋 ,  *皮膚病 ,  疎水性 ,  酸性
準シソーラス用語： *ヘテロ二量体 ,  *ケラチン1 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (12件)： ケラチン1 ,  ケラチン10 ,  ヘリックス ,  ヘテロ二量体 ,  X線 ,  結晶構造 ,  ヒト ,  皮膚疾患 ,  分子 ,  表面特性 ,  生化学 ,  洞察