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J-GLOBAL ID：201802282085052034   整理番号：18A0383924

動的クロスエントロピー【Powered by NICT】

Dynamic Cross-Entropy

著者 (2件)： Aur Dorian (Non-Invasive Neurostimulation Therapies Lab, Department of Psychiatry, University of British Columbia, Vancouver, British Columbia, Canada) ,  Vila-Rodriguez Fidel (Non-Invasive Neurostimulation Therapies Lab, Department of Psychiatry, University of British Columbia, Vancouver, British Columbia, Canada)
資料名： Journal of Neuroscience Methods  (Journal of Neuroscience Methods)
巻： 275  ページ： 10-18  発行年： 2017年 
JST資料番号： A1129A  ISSN： 0165-0270  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 時系列に対する複雑性測度は,一次元時系列の規則性を定量化するために多くの用途で使用されているが,多くの力学系は空間的に分布した多次元システムである。は選択した周波数帯域におけるEEG信号の規則性の程度を定量化する動的クロスエントロピー(DCE)新しい多次元複雑性測度を導入した。変動制御パラメータrをもつ離散ロジスティック方程式により生成された時系列は,DCE対策を試験した。スライディングウィンドウDCE分析したカオスをもたらす特異的周期二倍化分岐を明らかにすることができる。類似挙動を電気けいれん療法(ECT)により誘発された発作で観察することができる。試料エントロピーデータは発作ECTの異なる相における信号複雑性のレベルを示した。不規則活性への遷移は,環状規則的挙動の発生が先行する。ガンマ線における高周波数からのデルタバンドにおける低周波数に順次DCE値の有意な増加は小さな秩序化状態へのいくつかの相転移,ヒト脳におけるカオスの可能性を明らかにした。著者らの知る限りでは,多次元時系列の1例におけるカオスへの転移を明らかにすることができる信頼できる技術ではない。さらに,サンプルエントロピーに基づくDCEはShannonエントロピーに基づくDCEと比較してEEGアーチファクトに対してロバストであるように見えた。適用した手法は非線形脳活動をより良く理解するために新しいアプローチを提供する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ロバスト性 ,  ヒト ,  周波数帯 ,  力学系 ,  HF【周波数】 ,  規則度 ,  *エントロピー ,  カオス ,  相転移 ,  一次元 ,  アーチファクト ,  発作 ,  高次元
準シソーラス用語： 複雑性 ,  *クロスエントロピー , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 非線形動力学 ,  複雑性 ,  エントロピー ,  脳同期性 ,  カオス ,  非線形共鳴

分類 (2件)： 建設騒音・振動  (RA07120T) ,  聴覚  (EJ13030M)

タイトルに関連する用語 (1件)： クロスエントロピー