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J-GLOBAL ID:201802282087756655   整理番号:18A0784322

アピキサバンは単離ラット動脈におけるプロテアーゼ活性化受容体2により仲介される血管拡張を増強する【JST・京大機械翻訳】

Apixaban Enhances Vasodilatation Mediated by Protease-Activated Receptor 2 in Isolated Rat Arteries
著者 (5件):
資料名:
巻:ページ: 480  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7091A  ISSN: 1663-9812  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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アピキサバン(APX)は,深部静脈血栓症および心房細動の予防および治療のために承認された因子X(FXa)の直接阻害剤である。FXaは内皮および血管平滑筋においてプロテアーゼ活性化受容体2(PAR-2)を活性化するので,APXによるFXaの阻害は血管運動機能に影響する可能性がある。ラット腸間膜抵抗性動脈(MRAs)と血管収縮剤[フェニレフリン(PE),5-ヒドロキシトリプタミン(5-HT)],血管拡張薬[アセチルコリン(ACh)],ニトロプルシドナトリウム(SNP),またはPAR-2ペプチド作動薬SLIGRLによりチャレンジした脳底動脈において,APXの効果をin vitroで評価した。APX(10μM)は血管収縮をPEおよび5-HTに低下させたが,AChまたはSNPへの血管拡張を変化させなかった。SLIGRLは前収縮動脈における濃度依存性血管拡張を誘導し,NO阻害剤N~G-ニトロ-L-アルギニン(L-NNA)とのインキュベーションにより減少し,内皮除去により消失した。APXは,L-NNAの存在下または不在下で,SLIGRLへの血管拡張を増強したが,内皮剥離血管では効果がなかった。ヘパリン処理ラット(FXaを阻害するために)APXは,SLIGRLへの血管拡張を変化させなかった。対照からの腸間膜ホモジネートで検出されたFXa酵素活性はAPXにより阻害されたが,APX感受性酵素活性はヘパリン処理ラットからのホモジネートでは検出されなかった。免疫ブロット分析は,MRAまたは大動脈のAPXとのインキュベーションがPAR-2の存在量を増加させることを示し,ヘパリン処理ラットまたは内皮剥離大動脈におけるMRAでは見られなかった。結論として,APXによるFXaの阻害はPAR-2により仲介される血管拡張を増加させる。APXは内因性FXaにより誘導されるPAR-2脱感作を阻害することにより作用する。この効果は心血管疾患に関連する内皮機能障害の文脈において有用である。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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血管系 

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