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J-GLOBAL ID：201802282137629590   整理番号：18A1229082

苫前漁港における越波発生特性の解明

THE CHARACTERISTICS ON WAVE OVERTOPPING IN TOMAMAE FISHING PORT

著者 (7件)： 水戸佳祐 ((株)アルファ水工コンサルタンツ 技術部) ,  八木澤一城 ((株)アルファ水工コンサルタンツ 技術部) ,  佐野朝昭 ((株)アルファ水工コンサルタンツ 技術部) ,  橋本孝治 ((株)アルファ水工コンサルタンツ 技術部) ,  本田達也 (北海道開発局留萌開発建設部) ,  本山賢司 (北海道開発局留萌開発建設部) ,  渡部靖憲 (北海道大学 大学院工学研究院)
資料名： 土木学会論文集 B2(海岸工学)(Web)  (海岸工学論文集(Web))
巻： 73  号： 2  ページ： I_829-I_834(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0396A  ISSN： 1883-8944  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 苫前漁港は,北海道日本海側に位置する第3種漁港である.本漁港は季節風の影響を受ける海域特性から,特に冬季において西外護岸における越波が激しく,同護岸背後の漁港利用や漁船の係留に支障をきたしている状況にある.しかしながら,現地では,越波の発生形態(越波高や飛散距離)や越波発生時の外力条件について未解明な状況である.そこで,本研究では,西外護岸における越波現象を把握するため,Webカメラを用いた現地観測を行うとともに,Webカメラが捉えた越波事象に対し,波浪・風況及び潮位等の外力条件との関係性を種々分析した.さらに,現地に適応可能な数値波動水路モデル(CADMAS-SURF)を構築して補足的な数値実験を加えることによって,現地の越波発生特性を解明した.(著者抄録)

シソーラス用語： *漁港 ,  北海道 ,  季節風 ,  *特性 ,  海域 ,  *越波 ,  *発生 ,  現象 ,  ビデオカメラ ,  その場観察 ,  実験 ,  モデル ,  水路 ,  波動 ,  数値解析 ,  Webカメラ ,  数値実験
準シソーラス用語： 苫前漁港 ,  海域特性 ,  越波発生特性 ,  越波現象 ,  数値波動水路モデル

著者キーワード (4件)： wave overtopping ,  field observation ,  multiple regression analysis ,  volume of fluid method (CADMAS-SURF)

分類 (2件)： 海岸工学  (RC13000X) ,  波浪,潮流  (DC06040R)

引用文献 (9件)：

• 1) 合田良実 : 防波護岸の越波流量に関する研究,港湾技術研究所報告,Vol. 9,No. 4, pp. 3-41, 1971.
• 2) 永井荘七郎,高田彰 : 海岸堤防の越波におよぼす消波堤の効果,第11回海岸工学講演会講演集,pp. 279-286, 1964.
• 3) 福田伸夫,宇野俊泰,入江功 : 防波護岸の越波に関する現地観測(第2報),海岸工学論文集,第20巻,pp. 113-118, 1973.
• 4) 合田良実,岸良安治,神山豊 : 不規則波による防波護岸の越波流量に関する実験的研究,港湾技術研究所報告,Vol. 14,No. 4, pp. 3-44, 1975.
• 5) 木村克俊,藤池貴史,大久保勝美,安倍隆二,石本敬志 : 道路護岸における波の打ち上げ特性に関する現地観測,海岸工学論文集,第45巻, pp. 676-680, 1998.

タイトルに関連する用語 (2件)： 漁港 ,  越波