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J-GLOBAL ID:201802282220301703   整理番号:18A1376751

森林性夏鳥の幼鳥における出生地周辺滞留期間

Staying periods near natal area of post-fledging juveniles in some forest migrant breeders
著者 (2件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 73-84(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F1467A  ISSN: 0914-4307  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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北海道札幌市羊ヶ丘にある森林総合研究所北海道支所実験林(以下,羊ヶ丘)において,典型的な夏鳥であるヤブサメUrosphena squameiceps,アオジEmberiza spodocephalaおよびセンダイムシクイPhylloscopus coronatusの巣内ヒナに標識調査用金属リングを付け,秋期標識調査期間中に再捕獲した日までの期間により,巣立ち後の幼鳥の出生地付近における滞留期間を類推した.ヤブサメは11例の再捕獲があり,すべて出生巣から南方向に位置する網によるもので,平均して巣立ち後56日,もっとも長いもので76日の再捕獲例があったことから,巣立ち後の2ヶ月前後は出生地付近に留まることが類推された.アオジは3例の再捕獲のうち,長いもので出生巣から南東方向で88日後,北北西方向で90日後の再捕獲があったことから,約3ヶ月間は出生地付近に滞在することが類推された.またアオジの秋の渡り最盛期には,羊ヶ丘と北海道内他地域の調査地との間で,一部の幼鳥が放鳥後に北もしくは東方向で短期間に再捕獲された例が確認された.センダイムシクイはわずか1例の再捕獲であったが,西南西方向にある網で32日後に再捕獲された.(著者抄録)
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分類 (1件):
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個体群生態学 
引用文献 (18件):
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