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J-GLOBAL ID：201802282310317839   整理番号：18A0721140

揮発性有機化合物の吸着と脱着性能に及ぼすスチレン系ポリマー一段ハイパー架橋の影響【JST・京大機械翻訳】

Impact of styrenic polymer one-step hyper-cross-linking on volatile organic compound adsorption and desorption performance

著者 (2件)： Ghafari Mohsen (Department of Civil, Structural, and Environmental Engineering, State University of New York at Buffalo, NY 14260, United States) ,  Atkinson John D. (Department of Civil, Structural, and Environmental Engineering, State University of New York at Buffalo, NY 14260, United States)
資料名： Journal of Hazardous Materials  (Journal of Hazardous Materials)
巻： 351  ページ： 117-123  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0362A  ISSN： 0304-3894  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1,2-ジクロロエタン(DCE)と1,6-ジクロロヘキサン(DCH)架橋剤を用いた新しい一段階超架橋法は,市販スチレン重合体のミクロ細孔容積を拡大した。未使用および改質重合体の性能をヘキサン,トルエンおよびメチル-エチルケトン(MEK)吸着容量,吸着/脱着速度および脱着効率を測定することによって評価した。超架橋高分子は,細孔容積が330%まで増加するので,P/P_0=0.05で,未使用重合体より128%高い吸着容量を有する。改良はDCE架橋剤で最も顕著である。超架橋はヘキサン吸着速度に最小の影響を及ぼしたが,トルエンとMEKの吸着速度は6~41%減少した。脱着速度は,超架橋後に全ての材料に対して減少し(3~36%),より小さい平均細孔幅により,DCE超架橋高分子に対してより大きな減少を示した。室温脱着に対して,20~220%のより多くの吸着質が,未使用材料と比較して再生後の超架橋高分子中に残っていた。DCE超架橋高分子はDCH対応物よりも13~92%多い残留吸着質を有していた。DCH超架橋および未使用の対応物と比較して,VOCを完全に脱着するために,DCE超架橋高分子に対して,より高い温度が必要であった。結果は,スチレン重合体を修飾するための一段階超架橋法が,添加したミクロ細孔のために吸着容量を改善するが,平均細孔幅の減少により,大きなVOCsの吸着/脱着速度と脱着効率を低下させることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *吸着 ,  重合体 ,  吸着速度 ,  細孔 ,  *揮発性有機化合物 ,  脱着速度 ,  *脱着 ,  ポリスチレン ,  アルキルベンゼン ,  アルカン
準シソーラス用語： 吸着質 ,  架橋高分子 ,  吸着容量 ,  細孔容積 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： スチレン系多孔質ポリマー ,  ハイパー架橋 ,  VOC吸着 ,  脱着効率 ,  収着動力学

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  吸着,イオン交換  (XD02060I)

物質索引 (2件)： トルエン ,  ヘキサン

タイトルに関連する用語 (5件)： 揮発性有機化合物 ,  吸着 ,  脱着 ,  スチレン系ポリマー ,  架橋