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J-GLOBAL ID:201802282437441465   整理番号:18A0432739

アンモニウムクロリド-塩酸溶液を用いたラテライトニッケル鉱からの有価金属の選択的浸出【Powered by NICT】

Selective leaching of valuable metals from laterite nickel ore with ammonium chloride-hydrochloric acid solution
著者 (6件):
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巻: 179  ページ: 24-30  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0750A  ISSN: 0959-6526  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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近年,ラテライト鉱石からの選択的浸出は,ニッケルおよびコバルトを含む価値ある金属の高まる需要のために,科学界からかなりの関心を集めている。しかし,高いエネルギー消費,深刻な環境汚染が電流浸出法の主要な欠点,代替アプローチの開発に対する強い願望を導いた。ここでは,塩素化湿式製錬技術を用いたラテライト鉱石,大きく低減された環境影響と温和な反応要件を持つからのニッケルの選択浸出を行なうためにクリーンな方法を開発した。本研究では,塩化アンモニウム溶液を塩素化剤として用いた,プロセスは90分間,90°Cで2M塩酸,3M塩化アンモニウムの及び6:1(mL/g)の液体/固体比で達成された。注目すべきことに,プロセスは良好な収率をもたらした,ニッケル(87.7%),コバルト(75.1%),マンガン(95.6%),鉄(21.1%)であった。浸出機構は浸出残渣と原料鉱石のXRDパターンの分析によって実証された,塩化物イオンがニッケルラテライト中の針鉄鉱鉱物の溶解に有利であることを示唆した。弱酸の高い浸出を示す他の塩化物溶液と比較した場合,塩化アンモニウムは水素イオンを活性化するための有望な能力を示している,OLIシステムのシミュレーション結果で証明された。浸出ラフィネート中の塩化アンモニウムの再利用性は,この方法がラテライトニッケル鉱からの有価金属の持続可能な精製に向けた環境に優しく実用的な工業的応用に大きな可能性を持つことを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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環境問題 

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