抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:補腎活血化痰の漢方薬による頸動脈狭窄患者の血中脂質及びホモシステイン(Hcy)レベルへの影響を検討する。方法:頸動脈狭窄患者120例を選び、重み係数を用いて患者の証型に対して分析を行い、痰濁証、うっ血証、陰虚証と気に分けた。虚証を補い、補腎活血化痰の漢方薬を用いて患者に対する治療を行った。治療前後にそれぞれ酵素転換法と酵素反復法により患者の血中脂質とHcyレベルを測定した。結果:重量分析法により、痰濁証の患者は最も多く、90.0%(108/120)を占め、その次がうっ血症候群患者は82.5%(99/120)を占め、陰虚証患者は67.5%(81/120)を占めた。気虚証患者は51.67%(62/120)を占めた。治療前に、痰濁証、うっ血症候群、陰虚証及び気虚証患者のHcy、血清総コレステロール(TC)、トリグリセリド(TG)、高密度リポ蛋白(HDL)レベルは増加傾向を示した。治療後、痰濁証のHcy、TC、TG、HDLはそれぞれ(10.38±0.12)μmol/L、(7.23±0.91)mmol/L、(11.03±0.13)mmol/L、(7.30±0.84)mmol/Lであった。うっ血症候群におけるHcy,TC,TG,HDLは,それぞれ,(6.39±0.22)μmol/L,(3.21±0.62)mmol/L,(6.45±0.20)mmol/L,(3.21±0.62)mmol/Lであった。陰虚証Hcy,TC,TG,HDLはそれぞれ(16.37±0.21)μmol/L,(10.22±0.88)mmol/L,(15.89±0.19)mmol/L,(10.67±0.65)mmol/Lであった。気虚証Hcy,TC,TG,HDLはそれぞれ(10.25±0.41)μmol/L,(8.20±0.73)mmo,/(9.98±0.11)mmol/L,(8.43±0.34)mmol/Lであった。治療後の各型のHcy、TC、TG、HDLはいずれも顕著に改善され、治療前後の差異はいずれも統計学的有意差が認められた(F=46.774、12.310、49.486、59.406、いずれもP<0.05)。結論:補腎活血化痰の漢方薬による頸動脈狭窄患者の治療効果は顕著であり、Hcy、TC、TG、HDLのレベルを著しく改善できる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】