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J-GLOBAL ID:201802282677336054   整理番号:18A0420976

九華山地域(中国南部)からのI及びAタイプ花こう岩のハロゲン地球化学:A型花こう岩の上昇ふっ素への洞察【Powered by NICT】

Halogen geochemistry of I- and A-type granites from Jiuhuashan region (South China): Insights into the elevated fluorine in A-type granite
著者 (5件):
資料名:
巻: 478  ページ: 164-182  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0081A  ISSN: 0009-2541  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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空間的に関連するA型花こう岩と九華山地域(中国南部)からの苦鉄質岩脈の岩石は地球化学的にそれらの生成におけるハロゲンの役割をより良く理解するためにそれらのハロゲン(F, Cl, Br, I)含有量に特に重点を置いて研究した。A型花こう岩と苦鉄質岩脈岩石(125 130Ma)はI型岩石(140 143Ma)よりも後に貫入し,全岩Nb/Ta比はA型花こう岩(14 18)を介してI型花こう岩(12 14)からの苦鉄質岩脈(19 20)であった。二岩系のεNd(t)値は区別できなかった(約 4~ 8)が,苦鉄質岩脈はまでのεNd(t)値に達した。I及びAタイプ花こう岩は,下部地殻が支配的共通ソースから生じることを示唆するが,関連する苦鉄質岩脈は,マントル起源のマグマであることを示した。I型岩石は古太平洋スラブの沈み込み中に定置したが,その後の構造拡張を,残留下部地殻の再溶融に十分な熱を提供することをマントル由来マグマの湧昇を引き起こし,Aタイプ花こう岩に結晶化することを提案した。I型花こう岩と比較して,A型岩石はFに富む(平均1230ppm対540ppm)がCl(平均25ppmと50ppm)及びBr(平均130ppb対200ppbの)では,区別できないI含有量(<1から30ppb)に関して貧弱であった。二岩系からのアパタイトと黒雲母は,FおよびCl含有量の点で非常に類似した関係を示した。A型岩石の成因へのFの潜在的役割は全岩HFSEとH REE含有量と多くの他の微量元素(例えば,Ga,Tl,Rb,Be)と正の相関によって示された。初生メルトの計算されたFおよびCl存在量はそれぞれ全岩FおよびCl含有量よりもはるかに高く,マグマ進化の間に後期揮発性物質の放出を支持した。は,A型花崗岩中の高いF含量は最初はFリッチ融液から発生し,更なるマグマ分化中に上昇することを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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岩石圏の地球化学一般  ,  深成岩 

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