抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,John Dewey(1859-1952)が理論的指導者の役割りを果たしたシカゴ大学実験学校(1896-1903)において,手工・技術・工業・科学・ものづくりといった活動が,家庭生活や社会活動をベースにした共同的な学習として4歳から15歳までのカリキュラムに段階的に位置づけられていたことを取り上げた。発達段階ごとのグループIからXIまでの実践記録に基づき,それぞれの段階で行っている活動カリキュラムのうち,手工・技術・工業・工学・ものづくりに関わる活動を取り出した。子どもの興味や必要性によって進むオキュペーションにおける制作活動の中で,技術や工学といった領域が発生するプロセスに出会うよう構成されているカリキュラムの特徴を指摘した。(著者抄録)