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J-GLOBAL ID：201802282715464315   整理番号：18A0510094

甲殻類の嗅覚系:比較レビューと昆虫の臭覚をめぐる甲殻類の観点【Powered by NICT】

Crustacean olfactory systems: A comparative review and a crustacean perspective on olfaction in insects

著者 (3件)： Harzsch S. (University of Greifswald, Zoological Institute and Museum, Department of Cytology and Evolutionary Biology, Soldmannstrasse 23, D-17498 Greifswald, Germany) ,  Harzsch S. (Max-Planck-Institute for Chemical Ecology, Department of Evolutionary Neuroethology, Hans-Knoll-Strasse 8, D-07745 Jena, Germany) ,  Krieger J. (University of Greifswald, Zoological Institute and Museum, Department of Cytology and Evolutionary Biology, Soldmannstrasse 23, D-17498 Greifswald, Germany)
資料名： Progress in Neurobiology  (Progress in Neurobiology)
巻： 161  ページ： 23-60  発行年： 2018年 
JST資料番号： A1140A  ISSN： 0301-0082  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Malacostracan甲殻類はサイズ,形態とライフスタイルの大きな多様性を示した。しかし,十脚類分類群のほんの少数の代表は甲殻類の嗅覚を解析するためのモデルとして作用し,ザリガニとイセエビのようなた。甲殻類は口器に単一モード化学感覚と二様式の化学的および運動感覚の感覚器の異なる個体群に代表される多重並列化学感覚経路,歩行四肢,主にアンテナの二対を示した。ここでは,第一触角対,aesthetascsに対する単峰的化学刺激の感覚子に関連した嗅覚経路に焦点を当てた。軟甲類分類群を通してこれらの感覚子の多様な配列を探索し,中枢嗅覚経路で発生した進化的変換を指摘した。化学受容体蛋白質の進化,活性化学受容の比較側面と甲殻類の嗅覚系の時間分解能を検討した。エネルギー的制約を考慮した甲殻類脳の進化を見るそれらの機能的形態を理解するのに役立つことができ,種々の甲殻類系統における,脳は代謝制限のため収束的に単純化したことを示唆した。嗅糸球体内求心性神経,介在ニューロンと出力ニューロンの配線を比較昆虫と甲殻類の嗅覚系の深い相同性を示唆した。しかし,両分類群はそれらの嗅覚系の進化的生成中の異なった系統に従った。昆虫との比較は,「設計の経済」のための優れた事例であることをO特にショウジョウバエOのそれら嗅覚系を示唆した。このような比較もきゅう覚符号化についての新しい考え方と一般に軟甲類嗅覚系の機能に刺激を与えた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 形態 ,  相同性 ,  モデル ,  代謝 ,  タンパク質 ,  ショウジョウバエ ,  個体群 ,  触角 ,  歩行 ,  符号化 ,  *甲殻類 ,  化学受容体 ,  ニューロン ,  *嗅覚 ,  *嗅覚器

著者キーワード (12件)： Pancrustacea ,  進化 ,  設計の経済性 ,  軟甲類 ,  化学感覚 ,  受容体蛋白質 ,  イオノトロピック受容体 ,  嗅覚葉 ,  Aesthetasc ,  キノコ体 ,  触角葉 ,  ショウジョウバエ

分類 (1件)： その他の感覚  (EJ13040X)

タイトルに関連する用語 (6件)： 甲殻類 ,  嗅覚系 ,  レビュー ,  昆虫 ,  臭覚 ,  観点