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J-GLOBAL ID:201802282729478392   整理番号:18A1141379

ガンボギン酸はリボヌクレオチドレダクターゼサブユニットM2(RRM2)の発現を減少させることにより膵臓癌におけるゲムシタビン有効性を感作する【JST・京大機械翻訳】

Gambogic acid sensitizes gemcitabine efficacy in pancreatic cancer by reducing the expression of ribonucleotide reductase subunit-M2 (RRM2)
著者 (6件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 107  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7514A  ISSN: 1756-9966  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】膵臓癌はゲムシタビン耐性に感受性があり,患者はゲムシタビン化学療法からより少ない利益を受ける。以前の研究は,ガンボギン酸が抗腫瘍特性を有することを報告している。しかし,著者らの知る限り,膵臓癌におけるその効果に関する特定の研究はなかった。したがって,本研究の目的は,膵臓癌のゲムシタビンへの感受性を増加させるかどうかを調査し,膵臓癌に対するガンボギン酸とゲムシタビンの相乗効果を決定することであった。【方法】細胞生存率,細胞周期,およびアポトーシスに及ぼすガンボギン酸の影響を,膵臓癌細胞株における4,5-ジメチルチアゾール-2-イル)-3,5-ジフェニルホルマザン(MTT)とフローサイトメトリーを用いて評価した。蛋白質発現をウェスタンブロット分析により検出し,mRNA発現をq-PCRを用いて検出した。膵臓癌の異種移植腫瘍モデルを用いて,ガンボギン酸とゲムシタビンの相乗効果を調査した。【結果】ガンボギン酸は,S期細胞周期停止とアポトーシスを誘発することによって,膵臓癌細胞系の成長を効果的に阻害した。ゲムシタビンと結合したガンボギン酸の相乗活性は,MTT,コロニー形成およびアポトーシス分析の結果に基づいて,PANC-1およびBxPC-3細胞において観察された。ウェスタンブロット法の結果は,ガンボギン酸が,切断されたカスパーゼ-3の発現を増強し,カスパーゼ-9を切断し,PARP-PARPとBaxを切断し,Bcl-2の発現を減少させることにより,ゲムシタビン誘発アポトーシスを増感することを示した。特に,ガンボギン酸はリボヌクレオチドレダクターゼサブユニットM2(RRM2)蛋白質とmRNAの発現を減少させ,細胞外シグナル調節キナーゼ(ERK)/E2F1シグナル伝達経路の阻害によりゲムシタビン耐性と相関した。ガンボギン酸とゲムシタビンによる治療は,異種移植膵臓癌モデルにおける腫瘍成長を有意に抑制した。免疫組織化学結果は,ガンボギン酸処理および併用処理を受けたマウスにおいて,p-ERK,E2F1およびRRM2のダウンレギュレーションを示した。【結論】これらの結果は,ガンボギン酸が,ERK/E2F1/RRM2シグナル伝達経路の活性化を阻害することによって,in vitroおよびin vivoで膵臓癌細胞をゲムシタビンに感作することを示す。結果は,ゲムシタビンと併用したガンボギン酸治療が膵臓癌に対する有望な化学療法戦略であることも示す。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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