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J-GLOBAL ID：201802282800744904   整理番号：18A1348150

生体適合性マーカーとしてのゴルジ装置の腹膜透析液誘導フラグメンテーション【JST・京大機械翻訳】

Peritoneal Dialysis Fluid-Induced Fragmentation of Golgi Apparatus as a Biocompatibility Marker

著者 (9件)： Iwamoto Masanao (Department of Chemistry for Materials, Faculty of Engineering, Mie University, Mie, Japan) ,  Okazaki Alice (Department of Chemistry for Materials, Faculty of Engineering, Mie University, Mie, Japan) ,  Murata Sayaka (Department of Chemistry for Materials, Faculty of Engineering, Mie University, Mie, Japan) ,  Hirukawa Masaki (Department of Chemistry for Materials, Faculty of Engineering, Mie University, Mie, Japan) ,  Miyamoto Keiichi (Department of Chemistry for Materials, Faculty of Engineering, Mie University, Mie, Japan) ,  Murata Tomohiro (Department of Blood Purification Therapy, Mie University Hospital, Mie, Japan) ,  Ishikawa Eiji (Department of Blood Purification Therapy, Mie University Hospital, Mie, Japan) ,  Yoshida Toshimichi (Department of Pathology, Faculty of Medicine, Mie University, Mie, Japan) ,  Horiuchi Takashi (Department of Chemistry for Materials, Faculty of Engineering, Mie University, Mie, Japan)
資料名： Artificial Organs  (Artificial Organs)
巻： 42  号： 6  ページ： E90-E101  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0175A  ISSN： 0160-564X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 腹膜透析液(PDFs)への細胞曝露の生理学的に適切な条件を考慮したin vitro生体適合性評価はまだ待たれている。本研究において,ゴルジ装置のフラグメンテーションは,5つの異なる市販のPDFsへの30分曝露以内にpH依存的に起こり,従来のMTTアッセイにおける細胞生存率に及ぼすそれらの影響における顕著な差異を示さなかった。cis-Golgi蛋白質GM130に対する標識抗体の蛍光顕微鏡分析により,積層した槽構造はM199培養培地と中性pH PDF群の両方の核周辺領域に維持されていることを示した。しかし,この特異的構造は中性pH PDFにおいても時間とともに部分的に分解され,断片化は細胞内pHに対応して中和pH PDFsに曝露された細胞において顕著に増強された;さらに,酸性PDFsにおいて,ゴルジ染色は全体の細胞質に拡散し,散在し,部分的凝集を示した。中和されたPDFsで顕著に観察されたGolgi断片化は,中性pH媒体またはPDFとPD流出液(PDF)の混合物のどちらかを,臨床条件を模倣した勾配様式で置換することにより,逆転させることができた。さらに,pH効果より弱いが,pH調整PDFsへの30分曝露後に,他のPDF関連因子の顕著な影響も観察された。最後に,MAPK/SAPK阻害剤を用いて行った研究の結果は,ここで記述したGolgi断片化の基礎となる機構が細胞周期におけるG2/Mチェックポイントで起こるフラグメンテーションに関連する機構と異なることを示した。ゴルジ断片化は,その強いpH依存性だけでなく,フラグメンテーションがPDF成分により認識的に影響されるので,PDFの迅速生体適合性評価に適していると結論した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 凝集 ,  抗体 ,  *Golgi体 ,  タンパク質 ,  媒質 ,  *フラグメンテーション ,  pH依存性 ,  酸性 ,  蛍光顕微鏡 ,  *生体適合性 ,  in vitro実験 ,  中性化 ,  中性
準シソーラス用語： 阻害剤 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 連続自動腹膜透析 ,  腹膜透析 ,  生体適合性 ,  腹膜透析液 ,  pH-pH ,  浸透圧 ,  ゴルジ装置 ,  フラグメンテーション

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  その他の薬物の基礎研究  (GW23010K)

タイトルに関連する用語 (6件)： 生体適合性 ,  マーカー ,  ゴルジ装置 ,  腹膜透析液 ,  誘導 ,  フラグメンテーション