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J-GLOBAL ID:201802282801985376   整理番号:18A1141324

乳癌の増殖抑制におけるc-Myc-RBM38ループの役割【JST・京大機械翻訳】

The role of c-Myc-RBM38 loop in the growth suppression in breast cancer
著者 (10件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 49  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7514A  ISSN: 1756-9966  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】RNA結合蛋白質38(RBM38)はRNA結合蛋白質(RBP)のRNA認識モチーフ(RRM)ファミリーのメンバーである。RBM38はしばしば関連遺伝子を有する調節ループを形成することによりその機能を発揮する。c-Mycは乳癌の1/3でアップレギュレートされ,この悪性腫瘍における多くの細胞過程に関与する発癌性転写因子である。著者らの以前の研究において,RBM38は乳癌における腫瘍抑制因子として同定された。本研究では,この腫瘍抑制因子の調節の基礎となる機構を調べた。【方法】レンチウイルストランスフェクション,ウェスタンブロット分析,qRT-PCRおよび免疫組織化学を用いて,c-MycおよびRBM38の発現を研究した。クロマチン免疫沈降と二重ルシフェラーゼレポーターアッセイを行い,c-Myc蛋白質とRBM38遺伝子の間の直接的関係を調べた。RBM38蛋白質とc-Myc転写物の間の直接的関係を確認するために,二重ルシフェラーゼレポーターアッセイと組み合わせたRNA免疫沈降を行った。【結果】c-Mycのノックダウンは,RBM38遺伝子のプロモーター領域において,Eボックスモチーフとして知られている特異的DNA配列(5′-CACGTG-3′)に直接結合することによってRBM38発現を増加させた。さらに,RBM38はc-Myc発現を抑制するためにc-Myc mRNAの3′-非翻訳領域(3′-UTR)におけるAUリッチ要素(ARE)を直接標的化することによりc-Myc転写物を不安定化した。さらに,c-Myc転写活性の特異的阻害剤はRBM38が誘導する増殖抑制を阻害し,RBM38が乳癌におけるc-Myc発現の低下に少なくとも部分的に依存する機構を介して腫瘍抑制因子として作用することを示唆した。【結論】RBM38とc-Mycは,乳癌においてユニークな相互拮抗RBM38-c-Mycループを形成する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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