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J-GLOBAL ID：201802282887668816   整理番号：18A0320284

喰丸峠ケヤキ林木遺伝資源保存林(福島県昭和村)におけるモニタリング調査(10年目)の結果

著者 (6件)： 磯田圭哉 (森林総合研) ,  山田浩雄 (森林総合研) ,  木村恵 (森林総合研) ,  矢野慶介 (森林総合研) ,  岩泉正和 (森林総合研) ,  生方正俊 (森林総合研)
資料名： 森林総合研究所林木育種センター年報(Web)  (Annual Report. Forestry and Forest Products Research Inst. Forest Tree Breeding Center (Web))
巻： 2017  ページ： 122-129 (WEB ONLY)  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： U0442A  ISSN： 2187-8722  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・福島県昭和村の喰丸峠ケヤキ林木遺伝資源保存林に設定したケヤキのモニタリング調査結果の報告,ならびに全国のケヤキ林分調査で明らかになった林分構造の概要の報告。
・喰丸峠ケヤキ林木遺伝資源保存林での調査は,平成18年,平成23年と平成28年に,胸高直径5cm以上の全樹種を対象に樹高,胸高直径,生存・枯死を調査。
・調査プロット内で,ケヤキ12本の継続した生育が確認され,ケヤキの本数割合は10%以下と少ないが,ケヤキの多くは直径が50cm以上で1mを超す巨木も確認され,ケヤキの胸高断面積密度は約60%を占めると判明。
・福島の試験地を含む全国11箇所のケヤキ林分の林分構造は,胸高直径分布のクラスター分析で4つに分類され,胸高直径分布のピークの数や位置は林分で異なり,立地環境等による様々な更新様式の存在の示唆。

シソーラス用語： *ケヤキ ,  林木 ,  遺伝資源 ,  林産資源 ,  林分 ,  *植生 ,  胸高直径 ,  樹高 ,  断面積 ,  天然更新 ,  福島県 ,  環境保全
準シソーラス用語： 胸高断面積 ,  森林保全 ,  *林分構造

分類 (2件)： 森林生物学一般  (FF02010T) ,  自然保護  (SB06000L)

引用文献 (12件)：

• 磯田圭哉・木村 恵・遠藤圭太・塙 栄一・高橋誠・矢野慶介・那須仁弥・宮本尚子・岩泉正和・篠﨑夕子・大谷雅人・平岡宏一(2016)群馬県片品村シラカンバ林木遺伝資源保存林におけるモニタリング調査(5年目)の結果.平成28年版林木育種センター年報:172-176.
• 伊藤隆夫・佐野雄三・安部 久・内海泰弘・山口和穂(2011)日本有用樹木誌.海青社.
• 岩泉正和・高橋誠・矢野慶介・小野雅子・久保田正裕・宮本尚子・生方正俊(2007)ケヤキ天然集団における当年生実生の動態:発生と生存に及ぼす要因は何か?日本生態学会第54回大会講演要旨集,285.
• 岩泉正和・篠崎夕子・高橋誠・矢野慶介・宮本尚子・生方正俊・小野雅子・久保田正裕(2009)林木遺伝資源保存林のモニタリング:事業及び調査の概要.林木の育種「特別号」,9-12.
• 生方正俊(2003)林木遺伝資源保存林シリーズNo.6 -ケヤキZelkova serrata Makinoの林木遺伝資源保存林.林木遺伝資源情報23:1-2.

タイトルに関連する用語 (7件)： ケヤキ ,  林木 ,  遺伝 ,  資源保存 ,  福島 ,  モニタリング ,  調査