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J-GLOBAL ID:201802282900035777   整理番号:18A1007381

ベルベリンは非アルコール性脂肪肝疾患における糖生成と脂質代謝を改善する【JST・京大機械翻訳】

Berberine improves glucogenesis and lipid metabolism in nonalcoholic fatty liver disease
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 13  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7424A  ISSN: 1472-6823  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)はメタボリックシンドロームの重要な肝症状であると考えられている。ベルベリン(BBR)は抗高血糖および抗脂質異常効果を発揮し,NAFLDを改善することもできる。したがって,BBRは,糖脂質代謝を改善することにより,NAFLDに対する治療効果を発揮する可能性がある。ここでは,NAFLDラットにおけるBBRによる糖脂質代謝の影響を調べた。【方法】Sprague-Dawleyラットの3つの群を研究した。対照群(n=6)は正常な食餌を与え,NAFLD群(n=6)とNAFLD+BBR群(n=6)は高脂肪食を与えた。生理食塩水とBBR(150mg/kg体重/日,16週間)を胃管栄養により投与した。すべてのラットに同位体トレーサーを注入した。グルコース出現率(Ra_glu),グルコネオゲネシス(GNG)およびグリセロール出現(Ra_gly)を,2Hおよび13Cトレーサーで評価し,一方,肝臓脂肪生成および脂肪酸β酸化の速度を,3Hトレーサーを用いて測定した。【結果】NAFLDモデルが高脂肪食を投与することによって首尾よく誘発されたとき,体重,インシュリン抵抗性および脂質異常症は有意に増加した。BBR処理後,体重減少,脂質プロファイルおよびHOMA-IRが低下し,ISIの増加が観察された。一方,BBRは,Ra_glu,GNGおよび肝臓脂肪生成を減少させたが,骨格筋における脂肪酸β酸化の比率は,増加傾向を示した。RA_glyは減少傾向を示した。組織学的分析の結果に基づいて,BBRは明らかに異所性肝臓脂肪蓄積を弱めた。【結論】BBRは,糖新生を阻害することによってNAFLDを改善し,脂質代謝を包括的に制御することによって,肝臓の脂質生成を阻害することに及ぼすその効果は,非常に強かった。改善は部分的に重量損失により仲介される可能性がある。ベルベリンは,NAFLDとグルコース代謝障害を有する患者のための良い選択である可能性がある。これらの効果を確認するために,将来の臨床試験を行う必要がある。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  消化器の疾患 
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