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J-GLOBAL ID:201802283001646915   整理番号:18A0009218

黒湯(腐植質含有温泉)からのLegionella属菌の分離

Isolation of Legronella spp. from Kuroyu (Hot Spring Water Containing Humus)
著者 (5件):
資料名:
巻: 45  号: 12  ページ: 595-600  発行年: 2017年12月10日 
JST資料番号: G0816B  ISSN: 2187-431X  CODEN: JSAABO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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黒湯におけるLegionella属菌の汚染状況を調査し,殺菌効果の現状を把握することを目的とした。2016年4月から12月にかけて東京都内を中心に関東地域の入浴施設(51施設)から採取した70試料,および北海道の入浴施設(9施設)から採取した16試料の計86試料の黒湯について試験したところ,全体では86試料中11試料(12.8%)から分離された。地域別では,関東では70試料中6試料(8.6%)であったが,北海道では16試料中5試料(31.3%)と高率であり,有意差が認められた(p<0.05)。Legionella属菌が分離された11試料における黒湯100mL当たりのLegionella属菌数は,1.0×10<sup>1</sup>CFUから最高1.0×10<sup>3</sup>CFUであり,10<sup>2</sup>CFU未満が6試料(54.5%)と最も多かった。分離されたLegionella属菌15株のうち,L.pneumophilaが86.7%(13株)を占め,優占種であり,血清郡別においては,3群が4株(26.7%)と最も多かった。一方,パルサー法によるLegionella属菌の検出では,全体で81試料(94.2%)から検出され,地域別の検出率では顕著な差は認められなかった。培養法との比較では,培養法で陽性であった11試料は,パルサー法においてもすべて陽性であった。また,培養法で陰性であった75試料のうち,パルサー法においても陰性であった試料はわずか5試料のみであり,残り70試料はパルサー法では陽性であった。このことから,両試験法の一致率はわずか18.6%に過ぎなかった。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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水源,取水,送水,配水,給水  ,  水質汚濁一般 
引用文献 (20件):
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