抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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非ユニフォームメモリアクセス(NUMA)アーキテクチャを有するマルチコアシステムは,コンピュータシステムにおいて人気がある。プロセッサコアは,局所ノードよりも遠隔NUMAノード上でメモリをアクセスするのに長い時間を要する。オペレーティングシステムカーネルのメモリ割当と負荷バランス活動のために,プロセスはノードを横切って移動し,その割り当てられたメモリはいくつかのノードに分散する可能性がある。リモートメモリアクセスと資源競合は,マルチコアNUMAシステムにおける著しい性能劣化を引き起こす。本研究では,NUMAシステムにおけるノード間相互接続リンクに対する競合を低減し,リモートメモリアクセスを低減するために,NUMAノード間の適切なプロセスまたは軽量プロセス(すなわちスレッド)を移動することによりカーネルのノード間負荷バランスを強化した。さらに,それらのメモリ利用に従って移動のためのプロセスを選択する様々な選択ポリシーを提案し,選択したプロセスはシステムにおけるページフレームの最小量を使用し,そして/または他のプロセスとメモリの最小量を共有する。これらのプロセスは遠隔メモリアクセスが少なく,移動による影響が少ないと期待される。Linuxカーネルは,強化されたノード間負荷バランス手順において提案されたポリシーを組み込むために修正される。実験結果は,遠隔メモリアクセスと資源競合を効果的に削減することによって,システム性能が首尾よく改善されることを実証した。Copyright 2018 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】