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J-GLOBAL ID：201802283095679473   整理番号：18A0662593

メソポーラスシリカ細孔内でのPd錯体の協奏的触媒作用によるアリル化反応の促進

Concerted Catalysis of Pd Complex in Silica Mesopore for Allylation of Nucleophiles

著者 (6件)： 本倉健 (東京工大) ,  池田まりか (東京工大) ,  南保雅之 (東京工大) ,  CHUN Wang-Jae (国際基督教大 教養) ,  中島清隆 (北大 触媒科研) ,  田中真司 (産業技術総合研 触媒化学融合研究セ)
資料名： 触媒討論会講演予稿集
巻： 121st  ページ： 13-15  発行年： 2018年03月09日 
JST資料番号： F1143A  ISSN： 2187-5928  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： メソポーラスシリカにPd錯体を固定した触媒が,求核剤のアリル化反応に高活性を示すことを見出した。Pdビスホスフィン錯体と第三級アミンを固定した触媒では,両者のメソポーラスシリカ内部での協奏効果によって,アリルメチルカーボネートをアリル化剤とするアリル化反応の触媒活性が,ノンポーラスシリカを担体としたときと比べて向上した。アリルアルコールをアリル化剤とする反応では,シリカ表面のシラノール基とPd錯体との協奏効果によってアリルアルコールが活性化され,均一系Pd錯体と比較して大幅に反応速度・触媒回転数が向上した。(著者抄録)

シソーラス用語： *パラジウム触媒 ,  *パラジウム錯体 ,  クロロ錯体 ,  ホスフィン錯体 ,  芳香族化合物 ,  有機リン化合物 ,  ジホスファン ,  第三アミン ,  固定 ,  担持触媒 ,  二酸化ケイ素 ,  細孔構造 ,  多孔質体 ,  触媒調製 ,  触媒反応 ,  ケトエステル ,  無機酸エステル ,  *アリル化合物 ,  *脂肪族アルコール ,  フェノール類 ,  *アリル化 ,  *触媒活性 ,  シラノール ,  表面改質 ,  協奏反応 ,  金属-担体相互作用 ,  *反応速度 ,  ターンオーバー数 ,  脂肪族ケトン ,  脂肪族カルボン酸 ,  不飽和アルコール
準シソーラス用語： 3級アミン ,  ジホスフィン ,  メソポーラスシリカ ,  触媒作用

分類 (5件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  脂肪族アルコール  (CF03090H) ,  脂肪族アルコール・チオールの無機酸エステル  (CF03140N) ,  付加反応,脱離反応  (CF02030M)

物質索引 (7件)： 2-アセチル-4-ペンテン酸エチル ,  2-アリル-2-アセチル-4-ペンテン酸エチル ,  3-オキソブタン酸エチル ,  N,N-ビス[(ジフェニルホスフィノ)メチル]-3-(トリエトキシシリル)プロパン-1-アミン ,  アリルアルコール ,  ビスフェノールA ,  炭酸アリルメチル

タイトルに関連する用語 (6件)： メソポーラスシリカ ,  細孔 ,  Pd錯体 ,  触媒作用 ,  アリル化 ,  促進