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J-GLOBAL ID：201802283205884031   整理番号：18A0421976

不等サイズの液滴の衝突誘起ジェット混合【Powered by NICT】

Collision-induced jet-like mixing for droplets of unequal-sizes

著者 (4件)： Sun Kai (State Key Laboratory of Engines, Tianjin University, Tianjin 300072, China) ,  Zhang Peng (Department of Mechanical Engineering, The Hong Kong Polytechnic University, 999077, Hong Kong) ,  Jia Ming (School of Energy and Power Engineering, Dalian University of Technology, Dalian 116024, China) ,  Wang Tianyou (State Key Laboratory of Engines, Tianjin University, Tianjin 300072, China)
資料名： International Journal of Heat and Mass Transfer  (International Journal of Heat and Mass Transfer)
巻： 120  ページ： 218-227  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0390A  ISSN： 0017-9310  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 合体時の液滴の内部混合は,マイクロフルイディクス,マイクロスケール熱伝達と物質移動,およびロケットエンジン推進における多数の応用に基本的に重要である。無慣性液滴のコアレッセンスにおける良く知られた表面張力誘導ジェット混合と比較して,衝突誘起ジェット混合は,最近観測されたおよび適切に理解されていない。本研究では,不等サイズの液滴の衝突動力学と内部混合を数値格子Boltzmannフェーズフィールド法を用いてシミュレートし,内部ジェット形成の機構解明に重点を置いた,そしてそれ故にそのような混合パターンを容易にする戦略を調べることにした。結果は,内部噴流の形成は,剥離した流体の浸透を駆動する低Oh数と高いWe数を二相乗流運動表面から拡散より小さい液滴を分離するためにクレータ回復により誘起された毛細管圧力駆動放射状収束流,およびクレータ表面に沿って衝撃慣性駆動軸方向運動を必要とすることを示す。ジェット状構造は,主渦輪の進展,初期衝撃中の界面に対する渦度発生によって形成された,その後の振動中の液滴に輸送されると相関することが分かった。しかし,かなりの量の渦度を生成するバルジ退縮の不在とジェット形成のための拡張期間のために,主渦が無慣性液滴合体で形成されたものと比較してはるかに少ない集約的であり,従って混合パターンの明らかな渦輪構造を誘導する能力が低くかった。液滴サイズの視差と液体粘度の相違を操作することによってさらなるシミュレーションは,より高い粘度とより小さい液滴と低い粘度を持つより大きな液滴の衝突ジェットの混合を容易にすることにおいて有効であることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 渦度 ,  マイクロフルイディクス ,  界面 ,  コアレッセンス ,  衝突噴流 ,  *液滴 ,  熱伝達 ,  界面張力 ,  粘度 ,  フルイディクス ,  液滴径 ,  物質移動 ,  クレータ ,  渦輪 ,  衝撃
準シソーラス用語： マイクロスケール , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 液滴混合 ,  渦糸動力学 ,  格子Boltzmann法

分類 (1件)： 膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U)

タイトルに関連する用語 (5件)： サイズ ,  液滴 ,  衝突 ,  誘起 ,  ジェット