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J-GLOBAL ID:201802283268614731   整理番号:18A0005045

理論は実験を満たさない: ギルド内捕食系の排除の過渡動力学変化パターン

Theory does not meet experiment: transient dynamics changes patterns of exclusion in an intraguild predation system
著者 (2件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 371-378  発行年: 2017年10月 
JST資料番号: Y0467A  ISSN: 1438-3896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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理論の検証は生態学的過程をさらに理解するためには必須である。ギルド内捕食(IGP)は,2種の消費者が共通のリソースを共有して競争している場合に生じ,捕食に寄与する。その競争者を捕食する消費者はIG捕食者,他はIG餌と称される。Montserrat等(2008)はIGP理論の検証のために,花粉に対する2種の捕食性ダニ(Neoseiulus cucumeris:IG餌及びIphiseius degenerans:IG捕食者)の行動を実験した。本研究ではIGP理論がダニによる前述した実験にいかに適応されるかを明示的に示す。IG捕食が強力な競争相手である場合,IGP理論はリソース勾配に沿った明確な動的パターンを予測し,IG捕食者は低リソースで排除されることを予想した。しかしながら,Montserrat等の実験結果は,IG餌はIG捕食者が除去されるリソースレベルで排除されることを示し,結果は理論的予想とは矛盾した。著者等はこの実験の予備的テストからパラメータ表示を行った単純なIGPモデルを用い,漸近状態ではなく過渡動力学に着目した場合に実験と理論が一致することを示した。さらに,過渡的な極めて低いIG捕食個体群がそれを絶滅に追いやる可能性があることを示した。
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分類 (2件):
分類
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個体群生態学  ,  異種生物間相互作用 
引用文献 (22件):
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